こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信していきます。毎日朝7時に更新していきます。
今日のテーマは分断です。
ウクライナ侵攻によって
2022年はロシアのウクライナ侵攻によって、世界の分断がより鮮明になりました。実は、分断自体はその前から起きています。アメリカトランプ前大統領による中国への経済制裁、BRICSの台頭。特にインドの人口増加はこれからのトレンドになっていきます。経済的にも実は大事なキーワードになります。そして、エネルギー問題が現実的になりました。欧米を中心にCO2削減へ舵を切った関係で、原油の価格が上昇しています。理由は産油国の売上が減っていくことへの警戒感です。びっくりするほどではなく、当たり前の経済行動です。原油がないと経済は回らない実情を知っていれば、出す量を減っていけば価格は上昇するのは当たり前です。
金利上昇
日本以外の国は金利も上昇しています。日銀は先日金利を上昇しましたが、欧米に比べるとまだ上昇余地があります。まず、なぜアメリカは金利が上昇しているか。①アメリカの景気が良い。②急激なインフレ。この2点が金利を上昇するポイントです。日本は根本的に景気が悪いので金利を上げる状況にはないのですが、金利を上げました。これはアベノミクスの失政です。金融緩和と財政出動が基本的に政策ですが、財政出動が結局出来ていないことがはっきりしています。これは日本の民主主義の限界を指摘している人もいます。ここに日本の分断が起きています。それは世代間の分断です。団塊世代、バブル世代、失われた30年世代、Z世代とそれぞれ経済状況はかなり変わっています。バブル世代で会社に定年まで勤めていれば、老後は何とか生活が出来ます。そのあとの失われた30年世代はバブル崩壊から社会人になった人の多くは転職が当たり前になり、生涯所得が減っています。Z世代はその状況を見て、自分達の所得に対する不満は大きいです。ですが、初任給はそれほど少なくはありません。何が高いのか。それは社会保障費、所得税、住民税です。社会人になった人が自分が住んでいる自治体の住民税が他の自治体と比べる人は少ないです。そして、自ら決まったレールがあると思っている人多いです。決まったレールはあるようでないのです。自分の人生を自分で決めていく。大手企業に就職できても一生安泰の時代は終わりました。企業の中で、頭角を表す人はその間に努力をしています。時間は多くの人に平等です。早く。多くの知識を取得できれば他の人よりも時間を有効に使えます。その様なことができない人は他の人と協力をして行きます。一人で何とか出来る人はごく一部です。チームで生産性を上げていくことを考えれば会社の中で生きていくことは出来ます。中高年はちょうどこの狭間になっています。自分の状況をよく理解をして、老後対策をしていくことが必要です。そして、お子さんがいれば自分の背中を見せるよりも、生きていける知恵をお互いに共有をする必要があります。時間は平等ですので上手く使えばお金も時間も味方になってくれます。
新しい世界
分断は今までの常識が通用しなくなります。新しい世界への変化の一部だと考えると見え方が変わります。今までと違うことが起きてくると思うことが大事になります。自分の力を試すことが出来る時代になります。このことを意識できれば人生は変わっていきます。いろんな分断が起きているのはその前兆です。行き過ぎた分断は揺り戻しが必ず起きます。すぐ起きるかはわかりませんが歴史を見ればわかります。2回の世界大戦によるヨーロッパの連帯。東西冷戦の終焉。
これから
これから起きてくる事は、国連、アメリカ中心の安全補償の限界。世界の政治体制の不安定など。経済的にはアメリカの金利上昇の限界値がくる。中国の経済停滞、東南アジアの経済拡大の期待、インドの経済拡大。そして、アフリカ社会の安定すれば経済発展が起きていきます。これはまだ数年かかります。このようなことが起きていきます。投資をしていれば気にする必要があります。対策は事前に準備をする必要があります。慌てる必要はないです。ここで勧めているNISAによるインデックス投資を継続すれば乗り切れる可能性はあります。焦る必要はなく生活防衛資金とインデックス投資を中心にコツコツ増やしていきます。そして、副業をして、収入を上げていく事が大事になります。
まとめ
今の世界は多くの分断が起きています。それは、日本も同じです。そして、多くのことが起きますが、それは次の時代への準備です。急激な変化は必ず元に戻る作用が起きます。どこが中間点かを見る必要がありますが、常に変化が起きていると感じていれば良いです。そのための準備を日頃からしていくことが大事になります。そして、今の所の基本戦略は変わりません。生活防衛資金を貯めることとインデックス投資（投資信託）で長期間資産運用する。副業にチャレンジして収入を増やしていく。これが今年もすることです。
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