ドルベースではGDP第４位になる

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円安の影響で

GDPがドルベースで世界第４位になると新聞の記事になっています。実は、それほど大きな記事ではありません。３位から４位になった理由の多くは、円安です。633兆円になる予定とIMFは予想しています。実は、円ベースでもそれほ成長はしていません。実際は588兆円の様ですが、内閣府の発表まではわかりません。分かっている事は、成長していないという事実です。

首相が3年程度をかけて成長をしていくと所信表明演説をしていました。確かに正しい事だと思います。その間は政府が補うことが大事になりますが、実際は補うことはしていません。ガソリン代をはじめ、物価が上がっています。その対策を政府は、ほとんどしていません。経済を活性化することも政府は出来ていません。国民の所得を上げるように企業に働きかけますが、国民の税や社会保険料の負担は上がっています。国民の収入を上げる様に見せて国は税収や社会保険料をあげています。

消費税に手をつけない理由

簡単な理由です。円安になればガソリンから食料品まで全ての物の価格が上がります。物の価格が上がると消費税から入る税収は増えていきます。簡単な話です。物価格が上がると国の税収は上がります。何もしなくても税収が上がる仕組みになっています。消費税は1000万円以下の売上の事業者は納税が免除されています。その分を稼いでいる人から徴収しています。そして、低所得者へは給付があります。これが、今日本で起きている現状です。

不公平と思う前に

現実を批判しても現状は変わりません。自分から変われば、この様な事に不満を感じることは減っていきます。ただ、現状は知っていく必要があります。そのために日本で起きている事や世界で起きている事に興味を持つことが大事になります。それは、世界が繋がっているからです。自分1人の力は小さいです。繋がっていけば小さい力は大きなうねりとなって変わっていきます。

世界と比較することが正しいか

日本は世界と比較する事が多いです。福祉は北欧と比較をして、収入や休みなどはアメリカや欧州と比較しています。日本はそれほ魅力のない国家でしょうか。答えは違います。世界の国々にない魅力を日本は持っています。それは、世界の国々にはない魅力です。日本は日本の良さを武器に自信を持てば良いのです。そのことを政府もメディアももっと強調する必要があります。日本はアメリカでも欧州でもありません。海外に行けばその国の良さもわかりますが、日本の良さもわかります。それは、世界のどこにもない物です。

自信を持って、日本を楽しみましょう。それでは、また明日。