こんにちは。監督です。資産形成や経済ニュースから分かる世の中を発信しています。毎日朝7時に更新しています。自由な生き方を応援しています。たまに音楽の話をしています。
出来ない場所の練習の仕方
難しい場所の練習はこの様に考えます。①ゆっくり練習する。②出来る部分に分割してつなぐ。③スラーで吹いて息の感じを理解してからスラーを外して吹く。④楽譜を反対から吹く。などなど。
楽譜をその通りに吹く練習を普通はします。ですが、時間がない社会人は、効率よく鵜練習をします。おすすめは③のスラーで練習をする事です。これは息の使い方がわかり、音が均一になります。そして、タンギングで音を出すことではなく息で音が当たります。これは音が高くなるとタンギングで音を当てに行きます。これを息で当てる様になると音が外さなくなります。
低音も鳴らす事に役立ちます。ベートーヴェンの第9交響曲の3楽章の中間部に4番ホルンに重要なソロがあります。ソロの前に五線の下のE♭のオクターブ下のE♭を吹きます。最近のプロオケに演奏はこの音は他の人(主に2番か4番の人)が吹きソロは主席(1番)の方が吹きます。ですが、この音を鳴らして吹くことはプロの人は出来ますが、間違えるとその後のソロに影響があるので一音だけ他の人が吹いています。練習なので全て吹くことは大事です。その時にスラーで吹くと良い練習になります。
下の音も息で鳴らすことは説明しました。難しいのはタイミングです。音が鳴るまでに時間がかかるため、音の出だしのタイミングが難しいです。硬いタンギングをするとはっきりした音になりますが、静かな曲には合いません。この時はゆるいタンギングで早めに音を出します。音の頂点を合わせるようにします。この様にいろんな音の出し方があり、実は音のニュアンスを増やす事が出来ます。タンギングの強さではっきりと柔らかく、そして息の力で張りがある音も響のある音にもなります。
この様に楽譜を吹くだけでなくその裏側にある作者の意図や曲の持つ良さなどが見えてくるかもしれません。その様な音楽を奏でる人が増えると思います。それでは、また明日。
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