WTI原油先物

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こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信しています。毎日朝7時に更新しています。

WTI原油先物チャート

原油価格に大きな影響が出ますWTI原油先物について考えていきます。この先物価格は、ガソリン価格や経済にも影響があります。

楽天証券 i SPEEDから引用

このチャートは最近4ヶ月ほどの価格の推移です。今月に入り急激に価格が下がっています。2008年のリーマンショック前は150ドルまで上がり、その後は40ドルまで下がります。この時のチャートです。

楽天証券 iSPEEDから引用

2008年の下がり方が尋常ではありません。ですが、実はその後の値動きが注目です。1年後には今と同じ水準の60ドルに戻っています。その後は、また上昇しています。

物の価値

監督が考えていることですが、相場商品は何かをきっかけに動きますが、その原因が人為的であると元に戻ろうとします。そして、自然な経済的な動き(需要の拡大など)は適切に動いていきます。人為的か自然な動きかは分かりません。同じ動きをしています。ですが、乱高下したやすいものは人為的です。経済バブルも人為的な動きです。

今の相場から考えると

今のWTI原油先物相場は、落ちています。これには、今起きている金融危機が関係しています。このように世界的な出来事が起きると多くの相場がそれぞれ違った動きを起こします。もし、このまま原油相場が下がっていくなら、日本のエネルギー問題は改善されます。

他力本願

改善される理由は二つです。一つ目は、為替が円高になる。二つ目は、原油価格が下がる。輸入に頼っている日本にとってはチャンスとなります。ですが、これは日本が何かをしたからではありません。今の状況がもとに戻ると原油価格は上がっていきます。原油価格が上がっている原因の一つは、EVにシフトするために将来の原油消費量がすくなる危機感が産油国にあるためです。そして、ロシアによるウクライナ侵攻による状況の混乱です。この二つは日本が何かをしたからといって変わりません。

ルールを決める国

最初の理由はルールを決めるところに日本は参加出来ません。世界的なルールは、今は欧米が中心です。ここに日本が入る余地はありません。内燃機の自動車の販売が欧州では出来なくなります。そして、使用する母材も再生可能エネルギーで作ったものになります。このため鉄鋼業界では、CO2の排出量が多いため水素で還元する技術を開発中です。スクラップから出来る電気炉への注目が増してます。このルールに、日本の意思は反映されません。これが今世界で起きていることです。

自力できること

日本のガソリン、軽油価格を下げる方法は簡単です。税金を外せば50円ほど下がります。これによって多くの産業が助かります。特に運送業への効果は大きいです。これは、日本独自で出来ます。

資産形成への影響

WTI原油先物が、下がることによって同じ金額でも買える量が増えます。ですが、これはリスクになります。このリスクを取れるなら将来利益を得られます。ですが、実際は難しいです。ここで長期投資の投資信託の登場です。長期投資は決まった時期に商品を購入します。投資信託はある指標に連動する金融商品です。この決まった時に購入する金融商品は、相場が上がったり下がったりしても購入します。これが大事になります。問題は、この状況で評価が下がったので、投資信託を売ってしまうことです。先ほどのチャートを見ても分かりますが、下がったあとはもとに戻っていきます。そして、長期間投資をするので下がったものは、もとに戻っていく可能性が高くなります。ですが、その時はこの様なことがわかっていても、気持ち的に難しくなります。下げ相場を耐える精神力が全ての人にありません。システムで補完すれば、下げ相場になってもほっておく事が出来ます。

まとめ

WTI原油先物相場のチャートから資産形成で投資信託の活用について考えてみました。相場商品は元本割れのリスクはあります。暴落のリスクもあります。長期間の投資なら底値が購入し相場が上がるとその分評価額が上がり資産が増えていきます。最後まで、読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』コメントをお願い致します。それでは、また明日。

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