中高年が考える『ファーストリテイリングの賃金上昇が意味するもの』

woman falling in line holding each other お金の部屋
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こんにちは。監督です。中高年の資産形成や老後の資金に関する情報を発信していきます。毎日朝7時に更新しています。

最近のニュースでこの話題が大きく取り上げています。

ユニクロを運営するファーストリテイリングが最大で年収を40%上げる発表をしました。この報道をどのように感じますか。多くのサラリーマンは『本当!』と思うことと自分の会社ではどうなのか。

①利益の多くは海外で収益を上げています。

ユニクロの利益は海外での収益がほとんどです。そのため、海外の従業員の方が収入が多いことが理由の一つに挙げられています。その分の穴埋めをするために給料を上げます。もう一つの理由は人材です。監督の世代は、第二次ベビーブームで人口の割合が多いです。その為、常に競争になっています。ですが、Z世代と呼ばれる人たちは監督の世代とは大きく違います。これは、良い悪いではないです。それぞれの良さがあり改善するところもあります。完全なものなどどこにもないのです。会社が発展していくには、社員が必要です。その社員が自分の会社を選択しない危機感が多くの会社は持っています。そのために今から待遇を良くして、選ばれる会社にするという戦略です。

②今、会社に勤めている人はどうなるのか

今、勤めている社員も収入が上がります。そして、社員を大事にすることと社員のパフォーマンスが上がる事は同じではありません。モチベーションではない事も分かっています。ただ、会社にいる理由の一つにはなります。もう一つは社員の給料が上がるルールを明確にし、ゲームのようにクリアをする事が出来れば実績を上げるためにアイデアを出していきます。そのアイデアが良いかはわかりませんが評価をすることによって多くのアイデアを出します。このように会社は活性化していきます。ただ、多くの会社では年功序列で終身雇用なのでこのようにはなりません。理由は、上司もしくは会社の経営者などが社員に変なプレッシャーを与えます。それは、自分の保身のためです。中高年になると昔のように行動することは出来ません。体力はなくなります。頭の回転も遅くなります。人によっては記憶力が急激に落ちます。これが中高年の現実です。最近では男性も更年期障害がある様で、健康に障害が起きています。生活習慣病になっている人もいます。ですが、その分人生を生きている経験があるのです。その経験を使えば、十分会社でも社会でも働くことは出来ます。自分で決めないで価値を上げるようにすれえば良いと思います。

③自分の会社は

監督は、このような報道を見るといつも思うことがあります。多くの人が自分の会社と比較します。そして、優劣を決めます。この思考に意味はあるのでしょうか。資産形成という観点でいうと、収入が増えた方が資産形成はしやすいですが、実際は収支をコントロールすることが資産形成の早道です。ですから、自分で仕事をしっかりして、会社に貢献して、その見返りに収入が上がるなら喜んでも良いですが、実際は違います。収入を上げる主な要因はこの二つです。①海外の社員との差を埋めるため。②将来の社員に注目させるため。これは、本人の仕事の評価とは違います。ですから、自分の会社と比較するのはナンセンスです。

④自分がすること

多くの企業が賃上げをする可能性が出てきています。それは外的要因で内的要因ではありません。外的要因で上がったものは外的要因で下がります。急激なコストアップや戦争など。長い人生には多くの事が起きます。理不尽な事や思い通りにならない事などあります。その時にどのように感じるかが大事になります。自分で資産を築いた人の多くは全て、自分の行動によって起きた結果だと分かっています。普通はそのように思いません。人間は都合の良いように考えるので自分勝手に解釈します。結果は変わる事はありません。

⑤資産を作るには

資産を作る方法に近道はありません。少しづつ一歩一歩進むだけです。そして、自分の収支をコントロール出来る様にしましょう。その中で自己防衛資金と投資に振り分けて資産を増やしていきます。15年以上の時間があって、収入の10%を回せれば資産を築くことは出来ます。

⑥最後に

ファストリテイリングの賃金を上げたことによって、社会に変化が起きるでしょう。多くの大企業が賃上げに向かう可能性はあります。そのことによって、多くの人が資産が築く事はないと思います。収入の多さではないからです。それほど、簡単ではないですが考えようによっては簡単です。同じようにすれば良いのです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になった方は『いいね』を感想がありましたらコメントをお願いします。それでは、また明日。

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