こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資産に関する情報を発信していきます。毎日朝7時に更新しています。
今日のテーマは自家用車です。
資産形成に関する本を読んでいますと必ず出てくるキーワードがあります。それは『自家用車は資産形成に不要である』と。多くの方は実は自家用車を保有しています。我々の周りの人も自家用車を所有している人は多いです。実際、どうなのか考えてみましょう。
結論
所有することは可能です。その方法を考えましょう。
監督は5年前後で車を買い替えていました。
監督は働き始めてから今までで9台車を買い替えてきました。その経験から分かることがあります。最初の頃は中古車を買って2年ぐらいで買い替えていました。特に何も考えていませんでした。そして、毎月の支払いが高くなるので新車を買って長く乗るつもりで買い替えました。ですが、5年ぐらいすると買い替えをします。ある意味欲望のままに変えていました。これはバビロンの黄金の法則の欲望に優先順位が出来ていない状態です。確かにこの状況では資産形成する前にお金は無くなっていきます。
維持費
車の維持にはお金がかかります。自動車の本体代、自賠責保険と任意保険、車検代、燃料費、自動車取得税、自動車重量税と多くの費用がかかります。必要な人は駐車場代もあります。高速道路を使う人は高速代もかかります。この費用が掛かっても自動車が必要であれば所有しても良いと思います。
目安は可処分所得の5%
家族構成によっては自家用車は必要になると思います。仕事や趣味、生活している地域によっては必要です。便利な場所に引っ越せば良いと言われる可能性がありますが、何か急なことが起きた時に乗用車は必要になります。ですから、自分の所得に対して負担が大きくなく、必要な大きさの乗用車を購入すれば良いと思います。収入(可処分所得)に対して、5%が目安になると思います。500万円なら年間で25万円です。この金額で維持ができるか考えてみましょう。保険はネットの保険会社で十分です。車種によっては3万円前後で補償されます。燃料費は下げることは難しいですが、燃費は運転次第で、下げることは可能です。混んでいない時間帯を選ぶことも重要です。旅行なども早く移動すれば旅行先での時間の使い方も有効に使えます。子供がいる家族も車の中で寝て、朝ご飯の時間に起きれば良いのです。工夫次第です。
固定費と変動費
乗用車は固定費と変動費に分けることが出来ます。変動費は燃料代、高速代後は自動車本体代(ローンも含む)です。もし、貯金で繰上げ返済が可能なら返済はしても良いと思います。理由は金利が高いからです。国内ディーラーは5〜6%、銀行で3%前後、輸入ディーラーが1〜2%ほどです。輸入車以外は金利が高いです。月々の支払いは購入する時が大事になります。固定費は基本的に税金関係です。これは国の政策によって変動があります。
何を購入するか
個人で最初は中古車で良いと思います。それほど大きな車でなければ、軽自動車が良いです。家族構成が変われば変えていけば良いと思います。事業をしていれば会社の経費で購入することや会社に個人の乗用車を貸すことも可能になります。中古車は昔に比べて品質は良くなっています。基本的には所有していた人次第ですが、今は残価クレジットで購入する人が増えたので、点検をしっかりしているため消耗が激しくないです。以前は、品質のばらつきが多く、質の悪い中古車も多かったです。修理をすれば治りますが、その費用は購入者になり、負担が増えます。今の中古車はかなり軽減されています。
もう一つの考え方
災害車として活用です。日本は災害が多い国です、地震や集中豪雨、豪雪など予期しない災害が起きます。その時に、自宅が被災したりする場合に乗用車は避難先になったり必要な電源を確保する事も出来ます。このように考えると乗用車の使い方は増えていきます。
リセールバリュー
最後にリセールバリューも気にしましょう。高い車でも売却する時に高く売れる車や古くても長く乗られている車は売却しても高く売れる可能性があります。中古車市場をチェックすることが大事になります。
まとめ
自家用車を所有することは可能です。問題は欲望の優先順位が無く無計画に購入をすると資産は減っていきます。しっかり計画をすれば資産形成が出来ます。そして、税金や保険など経費がかかることも気にしましょう。ここまで考えて購入するなら十分だと思います。
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