中高年の相続の考え方

お金の部屋

こんにちは。監督です。

同世代の中高年向けに資産形成やお金に関する情報を発信しています。積立NISAと貯金をして資産を収入の10%増やすように日々収支をコントロールしています。毎日朝7時に更新しています。

今日のテーマは相続の考え方です。

中高年で、老後の備えをしている人は総資産5000万円以上でなくてもそれなりの財産を所有していく人が増えていきます。老後2000万円問題でとりあえず2000万円貯金したり、投資を始めた人が多いと思います。そして、夫婦2人の家族も多いと思います。

夫婦2人の場合の相続はどちらかがなくなると配偶者が全ての財産を相続します。住宅ローンがある方は団信に加入していれば、支払いをしている方がなくなれば住宅ローンの返済は無くなります。

問題はその後です。

もし1人になり財産がそれなりにあれば次の相続権はご両親、兄弟の順番になります。家族の仲がよければ問題がないですが、そうでないとこの相続が問題になります。それは、兄弟間で所得格差が出てきます。その時によって、経済格差が出てきます。コロナになってから、飲食店や観光業などは政府から支援を受けて延命しています。その間に対策をしていれば問題ないですが、何もしなければ経済状況は困窮します。その時に財産がある身内がいるとその財産が欲しくなる兄弟が出てくることも想像できます。監督の実家もそうでした。自営業をしていましたが、結局自己破産をしています。その間に叔父さんにお金の相談をしていました。今考えると他に方法はあったと思います。兄弟間がもしお金を渡すならそれは戻らないものだと理解しましょう。そして、本来は贈与になるので税金が発生します。もし、自分の財産で問題があるなら他の方法も考えてみましょう。

基本

ご自身の家族間で相続となります。配偶者がいない場合はご自身の両親、兄弟に順番です。相談ができるなら数回に分けて話をする必要があります。その中で解決できることもあると思いますが、人によってはその財産をあてにする人も出てきます。その時の対策が次の通りです。

再婚をする。

新しいパートナーを探して、再婚をすることです。これは、ご自身の老後の生活にとっても大事になります。人はいつか亡くなります。その時に誰かに看取ってもらうことは大事です。そして、病気などの介護も含めて相談や介護をしてもらう人を探すことも大事です。資産があれば介護は他の人にお願いができます。そうすれば財産はその方に相続できます。

養子縁組を考える。

親戚の子供を養子縁組する。そうすれば相続権はその子供になりますので、問題が減っていきます。日本の多くに人はこの制度に対して馴染みがないので関係者にしっかり相談していくことが大事です。それも時間をかけます。急に決めると問題が多くなります。

寄付をする。

遺言で地方自治体に寄付をすることも良いと思います。市役所などに相談行かれるのが良いと思います。

需要なこと

利害関係のない人に相談できるようにする事が大事になります。事業をしていれば税理士や会計士などの士業の方と取引しているので相談しやすいですが、一般の方は難しいです。その時に独立系のFPに相談することは良いと思います。なぜ、独立系がよいかというと多くの場合は金融や保険、住宅などを購入する方へのサービスでFPがライフイベントを想定して資金計画などを作成します。報酬はその会社から出ます。当然、その商品についてはポジティブな事しか話をしません。ご自身でFPの勉強をすることも良いと思います。FP3級なら難しくはありません。全く見たことがない、用語に触れるだけで抵抗感が無くなります。何もしないで1人で判断をするのはやめましょう。

自己破産を考えている人へ

どうにもなる前に対策をする事が何事も大事になります。自営業なら基本は営業を磨いていくことが大事になります。決めた事はすぐに行動をしていきましょう。継続できる仕組みをつくります。もし、考えることが出来ないなら、できる人に相談し、実践します。その時は素直さが大事です。耳に痛いことを言われる可能性もありますが真摯に受け入れる事が大事になります。素直になれないなら事業はやめたほうが良いです。その時は複数の仕事をして、借りているものを返します。自己破産は方法の一つですが、中高年がする対策としては良いとは思えません。若い時なら時間が経てば信用が戻っていくので良いですが、中高年でするとその後のリカバリーが難しくなります。年金だけでは生活できないので、一生働くようになります。この状況になる人が一生働くのは大変です。そうならないために今できる対策をしていくことが大事になります。金融機関と相談をして、リスケを考えましょう。その時に現実が見えてくると思います。

多くの人が豊かな老後を暮らせるように情報を発信していきます。急がないでしっかり対策しましょう。

それでは、また明日。

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