こんにちは。監督です。
FP2級の知識をベースに金融リテラシーの向上に貢献します。毎日朝7時に更新しています。
今日にテーマは
物価上昇とインフレです。
物価上昇とは物価が上がっていることです。インフレは景気が良くなり物価が上昇してる状況です。インフレと物価上昇が同じように扱っています。実は、不思議に思い少し調べました。
インフレにはいくつかに分類されます。
監督が指摘しているインフレは需要超過インフレーションです。需要が大きく供給を超えて物価が上昇する現象です。他にも原価上昇インフレーションなどもあります。
インフレとひとことで表現をしていますが、多くのことを意味しています。そして、インフレ次第によいも悪いもないと思います。これも現象です。ただ、同じ状態が続くと影響が出てきます。インフレの別の側面は貨幣価値の低下です。同じ通貨量で買えるものが減っていくことです。
デフレーションは
逆の現象はデフレーションです。物価の低下ですが、これも需要や、コストなど多くの要因で低下していきます。
今の日本の状況はなぜ起きたのか
日本の状況を考えると、長い間デフレ状態でした。バブルが崩壊し、金融システムや社会システムが混乱します。各企業の業績も悪化したため、それまで、当たり前の年功序列や終身雇用などが維持できなくなり、リストラなどが起きるようになります。それまでの社会ではあまりなかった退職が当たり前になり多くの家族がそれまでの関係性が変わっていきました。そのため、景気の60%を占める個人消費が落ち込み景気が悪くなり、デフレーションが起きています。2000年ごろのITバブルや円安効果で景気が浮上するきっかけがありましたが、結局日本の景気は浮上していません。30年以上サラリーマンの平均給与は下がっています。これは給与が上昇している人よりも平均以下の人の割合が増えていることを意味します。どこの層が給与が安いかは不明ですが、給与が上がっている人は確実にいます。その数よりも収入が少ない人が遥かに多いということです。
そして、数度の消費税増税と社会保障費の増加、景気対策の失敗が日本の景気が上昇しない原因であると思います。建設業は公共事業の減少で多くの会社が倒産し、多くの社員がいなくなりました。そのため、今は建築作業員がいなく困っています。これも長い時間をかけて減り続けています。理由は簡単です。その時の感情で公共事業が悪だと騒ぎ、それまで蓄積した技術を手放した結果です。そして、今は従事する人がいなくなっています。これは、ほんの一例です。他にも多く弊害が日本を蝕んでいます。そして、必要なところに人がいなくなり海外から作業員を募集しないといけない状況になっています。安い賃金の外国人を呼んで肉体労働をしてもらっています。いわゆる技能実習生制度です。ただ、コストだけしかmていなければ日本で働く外国人は減っていきます。理由は簡単です。日本よりも賃金の高い国は多くあります。ですから日本で仕事をしてスキルを上げてから他の国にいく外国人は出てきます。待遇の良い国や会社へ勤めていきます。
スキルが上がるとは
日本人にはこのような感覚はないです。そもそも、スキルを上げる意味がわからないからです。ほとんどの職業がこの状況です。IT企業はこの習慣に当てはまらないのでスキル=給料で単純なシステムになります。給料を上げるにはスキルを上げていけば良いのです。
ただ、一般の会社はそうではないです。理由は簡単でスキルが必要な職業ではないのです。だから、退職後のキャリアに不安を持っている人は多いと思います。そのために何かスキルを得ようとしています。ですが、中高年がITのスキルを取得するのは大変だと思います。自分がしている仕事に関連する資格や知識を蓄積していく方が良いと監督は考えます。そして、チャンスがあれば個人事業主にチャレンジしても良いと思います。ただ、入念な準備が必要です。勢いだけのチャレンジは適切なリスクをとっているとは思えません。
結局、経済現象です
話を、戻しますが物価上昇もインフレもデフレも現象の一部です。適切に対応していけば良いと思います。貨幣価値が下がれば預金を増やしたり投資に回して、デフレになるようであれば収入を増やすように行動をしたり家族で話し合うことも大事です。
そして、資産が5000万円に到達すればかなり良い状況になっています。時間をかけてしっかり増やしていきましょう。
それでは、また明日。
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