近年の物価は、エネルギー・人件費・物流費の上昇によって 高止まり状態 が続いています。
さらに将来は以下の要素から、緩やかな物価上昇(インフレ) が続く可能性が高いとされています。
- 人口減少による労働力不足
- 企業の人件費・設備投資の増加
- 世界的な資源価格の不安定化
- 増税の影響(消費税・社会保険料)
物価が上がると、年金の実質価値が目減り し、固定収入だけでは生活が不安定になります。
【AFP視点】物価上昇時代の家計への影響
1. 定年後の生活費が上昇する
物価が2%上昇すると、
30年後には 約1.8倍 の生活費が必要になります。
例)月25万円の生活費 → 45万円近くに増える可能性も。
2. 年金は生活費の上昇に追いつかない
年金も毎年改定がありますが、
物価上昇のスピードには追いつかないケースが多いです。
3. 貯金をしているだけでは目減りする
預金金利がほぼ0%のままでは、
インフレにより 資産の実質価値が減少 します。
物価上昇に負けないための3つの対策
【対策①】資産運用で「お金にも働いてもらう」
インフレに対応するには、
成長する資産に投資することが必須。
おすすめの優先順位は以下の通りです。
● NISA(まず最優先)
非課税で長期運用できるため、インフレ対策に最適。
● 投資のポイント
- 長期・分散・積立
- 世界株式・インデックス中心
- 老後資金は20〜30年運用を前提にする
● 運用目安
- 3〜5%程度のリターンを狙う
- 30年以上積み立てれば複利効果が大きい
【対策②】固定費を見直して「可処分所得」を増やす
物価上昇に対抗するには、
年間10〜30万円の固定費削減 で大きく改善できます。
● 見直しポイント
- 通信費(格安SIM・プラン変更)
- 保険(過剰保障の見直し、更新型の保険チェック)
- サブスク(惰性で払い続けていないか)
- 車の維持費(必要性・買い替えタイミング)
● AFPとして重要視する点
固定費を減らす =
毎月の積立額を増やし、将来の資産形成スピードが上がること。
【対策③】年金以外の「第2の収入源」をつくる
今後の老後において、
年金以外の収入を持つことは大きな安心材料 になります。
● 50代からでも始められる収入づくり
- 在宅ワーク(ライター・デザイン・動画編集)
- ブログ・SNSによる広告収入
- 趣味(楽器・写真・登山)を副収入にする
- 週2〜3日のパートやシニア向け軽作業
- 資産運用からの配当・取り崩し収入
● ポイント
「60歳で完全にリタイア」ではなく
65〜70歳まで収入を持つ働き方 にシフトするのも有効。
今からできる行動チェックリスト
- NISAで積立を開始 or 増額
- 通信費・保険を見直す
- 月1万円以上の固定費削減を目指す
- 年金以外の収入源を1つ準備
- 将来の家計をシミュレーションする
- 老後の家計不安を「数値化」して把握する
まとめ:物価が上がる時代は「収入源+資産運用」が必須
物価が上がり続ける未来では、
貯金と年金だけでは生活が不安定になる時代 が来ています。
だからこそ、
- 資産運用
- 固定費削減
- 収入源づくり
を組み合わせて、
「老後資金の土台」を早めに作ることが重要です。
AFPとしては、
“数字で未来を見える化”しながら対策を組み立てる ことを強くおすすめします。

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