老後資金が足りない…どうする?年金生活前にできる7つの対策

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。しばらくの間不定期に更新します(プロモーションを含みます)。

  1. 「老後に2,000万円必要」と聞いたことはありませんか?
    1. 「このままで足りるのか?」「年金だけで暮らせるのか?」と不安に感じるのは自然なことです。
    2. 今回は、ファイナンシャル・プランナー(FP)としての視点から、老後資金が足りないと感じたときに実践できる7つの対策をお伝えします。
  2. 1. 生活費の見直し(固定費を中心に)
    1. 「いくら収入を増やすか」よりも、「いくらムダを減らせるか」の方が手軽で即効性があります。
  3. 2. 働き続ける・就労期間を延ばす
    1. 「元気なうちは無理のない範囲で働く」という選択は、心身の健康にも良い影響があります。
  4. 3. 副業という新しい収入源を育てる
    1. 「今すぐ稼ぐ」より、「年金の足しになる収入の柱をゆっくり育てる」感覚が大切です。
  5. 4. 年金の繰下げ受給を検討する
    1. 繰下げた分、年金額は最大で84%増になるという大きなメリットがあります。
  6. 5. 資産運用を「守りながら続ける」
    1. 「増やす」より「守りながら備える」視点が大切です。
  7. 6. 住まいの活用も視野に入れる
    1. もし持ち家に住んでいるなら、「住まい=使える資産」として考えてみるのも一つの方法です。
    2. 住まいは「生活の拠点」ですが、「資金源」としての可能性もあります。
  8. 7. 公的支援や制度をフル活用する
    1. 制度は知ってこそ活用できます。早めに確認しておきましょう。
  9. まとめ:今できる行動が、将来を変える
    1. まずは小さな一歩から、未来を動かしていきましょう。

「老後に2,000万円必要」と聞いたことはありませんか?

でも、実際にその金額を用意できている人は決して多くはありません。

「このままで足りるのか?」「年金だけで暮らせるのか?」と不安に感じるのは自然なことです。

でも、年金生活に入る前なら、まだできることがあります。

今回は、ファイナンシャル・プランナー(FP)としての視点から、老後資金が足りないと感じたときに実践できる7つの対策をお伝えします。

1. 生活費の見直し(固定費を中心に)

まずは支出をチェックしましょう。

通信費、保険料、サブスクリプションなどの「固定費」は、一度見直せば継続的に効果が出る支出です。

たとえば:

  • 大手キャリアから格安SIMへ変更
  • 加入中の医療保険・生命保険の重複確認
  • 見直していない自動車保険・火災保険

「いくら収入を増やすか」よりも、「いくらムダを減らせるか」の方が手軽で即効性があります。

2. 働き続ける・就労期間を延ばす

年金を受け取る前に、できる範囲で働き続けることも大きな対策になります。

フルタイムでなくても、パートや業務委託、再雇用など柔軟な働き方が選べる時代です。

たとえば、月5万円の収入があれば…

  • 年間60万円、5年で300万円の差
  • 年金の繰下げ(後述)にもつなげられる

「元気なうちは無理のない範囲で働く」という選択は、心身の健康にも良い影響があります。

3. 副業という新しい収入源を育てる

副業=難しそう、という印象を持つ方もいますが、今は在宅・短時間・スマホだけでもできる副業がたくさんあります。

たとえば:

  • 自分の経験を生かしたブログ記事執筆
  • ChatGPTを活用した文章作成や教材づくり
  • 音楽や趣味をテーマにした情報発信やデジタルコンテンツ販売

「今すぐ稼ぐ」より、「年金の足しになる収入の柱をゆっくり育てる」感覚が大切です。

4. 年金の繰下げ受給を検討する

年金は、受給開始を65歳から最大75歳まで繰り下げることが可能です。

繰下げた分、年金額は最大で84%増になるという大きなメリットがあります。

もちろん、「繰下げる間の生活費をどうするか」は慎重に考える必要がありますが、働いて収入があるうちは繰下げも選択肢に入れてみましょう。

5. 資産運用を「守りながら続ける」

退職が近づくと、資産運用を全部やめてしまう方もいます。

しかし、低リスク・長期目線の運用は続けることで、資産寿命を延ばす助けになります。

たとえば:

  • つみたてNISAを活用した積立投資
  • iDeCoによる老後資金の積立(60歳未満の場合)

「増やす」より「守りながら備える」視点が大切です。

6. 住まいの活用も視野に入れる

もし持ち家に住んでいるなら、「住まい=使える資産」として考えてみるのも一つの方法です。

  • 広すぎる家を売ってコンパクトな住まいにダウンサイジング
  • 一部屋を賃貸に出す
  • リバースモーゲージを検討(慎重に要判断)

住まいは「生活の拠点」ですが、「資金源」としての可能性もあります。

7. 公的支援や制度をフル活用する

高齢者向けの支援制度は意外と多くありますが、知らないことで損をしている人も多いのが実情です。

チェックしておきたい制度:

  • 高年齢雇用継続給付
  • 医療費控除や住民税非課税世帯向けの支援
  • ねんきんネットでの年金試算・確認

制度は知ってこそ活用できます。早めに確認しておきましょう。

まとめ:今できる行動が、将来を変える

老後資金の不安は、「なにもできないこと」ではありません。

むしろ、「何から始めればいいか」がわかれば、未来の安心につながるのです。

あなたにとって今すぐ始められることは、どれでしたか?

生活費の見直し、副業の準備、ねんきんネットでの年金確認。

まずは小さな一歩から、未来を動かしていきましょう。

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