老後のお金の考え方

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

収入が減っていく老後のお金の備えについて

多くの場合、人はいつか収入がなくなる様になります(たまに生涯現役の方もいますが(笑))。サラリーマンであれば65歳に定年になるケースが多くなります。その時に、老後のお金の問題の基本は、『支出がいくらになるのか』です。これは、大事なテーマになります。急に老後になるわけではなく、その日がやって来る人と徐々に変わっていく人といくつかパターンがあります。『その日』のために何が準備できるでしょうか。

現役時代から準備をする

中高年で老後の準備をしている方で、何を準備をするのか。その一つは、支出の見直しです。定年が近づいている人は、賞与払いを組んでいる人が急に辞めることは非常に危険です。ですが、老後がやってくる前に賞与払いは、無くす事は必須事項です。できればローンもなくす必要があります。一括返済ができる期限が定年になる時です。ここで会社と確認が必要です。それは、『退職金』です。

退職金の払い方は複数ある

退職金は、会社の規定によって違いますが、就労規則に出ています。60歳で再雇用になるなら、退職金の扱い方を確認します。そこで、払われ方です。①一括払い:文字通り全ての退職金を払われます。②年金払い:年金のように分けて払う。③一括と年金の併用です。ここで、税金の問題が出てきます。退職所得控除額を受けることが可能です。

話はそれますが、長期間会社に勤めている方はこの控除を調べる必要があります。勤めている会社の退職金と控除額。上手く控除ができれば退職金は非課税で支給されます。このことが分かっていれば転職するのは、待った方が良い可能性があります。ただし、労働環境が悪いなら転職しても良いのです。その時にも控除は受けられます。ただ、退職金は減額される事は理解したほうが良いです。

話を戻して、どのように受け取るかは夫婦なら配偶者と検討しましょう。

支出を見直していく

老後の準備のために、支出を見直します。倹約をしている人は分かっていますが、固定費の見直しです。出来るだけ早い時期にすると効果的です。その状態で年金で足りるのか計算します。足りないなら、何かで補填する必要があります。その何かとは?

収入の柱を増やしていく

年金だけで生活が出来ないなら収入の柱を増やす必要があります。それが『何か』です。50歳前後から資産形成で投資をすれば配当金が入ってくるようになります。これが、『何か』の一つです。他にも『副業』や『貯金』などあります。人によって支出の金額は変わるので、正解はその人次第です。もし、知りたい人はFPに相談すると計算できるのでわかりやすいと思います。

家計簿をつけるより

年間の支出を予算化する方がわかりやすいです。年収(手取りベース)を算出して、その中から資産形成にする金額と生活費を分けます。最初は生活費が最初になりますが、節約をしていくと資産に回す金額が見えてきます。例えば、年収が800万円なら可処分所得は600万円前後になります。その中から、貯金額と資産形成に金額を決めます。

昨年の結果は、貯金は70万円で資産形成に52万円で122万円になります。貯蓄率は20%になります。この様にして、予算化して行きます。今年は、貯金は80万円と資産形成は60万にします。そうなると貯蓄率は23%になります。この様に自分の資産がどのように成長していくか考えて行きましょう。

自分の支出を見直していけば、老後になっても調整が出来る様になります。支出の見直しの最大のポイントは、『衝動買いをなくす事』です。その支出は本当に大事なのか。自問しましょう。そして高価なものならリセールはどうなのか。そこまで考えて決める必要があります。そうなると買い物は激減します。

自分の老後のお金がその様になるか想像しながら準備をすれば、こうなるはずではなかったとならなくなります。一つ注意があります。それは、年金にも税金と社会保険料がかかります。ですから、額面で支給される事はありません。余裕が必要です。同じ話でいくと退職金の次の年の地方税は上がります。ですから退職金を全て使うのは危険です。

準備をして老後に向けて臨みましょう。

それでは、また明日。

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