こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。
豊田章雄トヨタ会長の発言が波紋を呼んでいる
ネットニュースで豊田章雄会長の発言が賑わっていますが、『本質は日本のメデイアへの注文』である。変な切り取りをして間違った印象を与えているため、違った拡散の仕方をしています。今回の件以外にも日本のメデイアは多くの問題が指摘されています。
民主主義には大事な役割があった
民主主義の根幹には、メディアの役割が大きいのですが今の日本では、そのような役割が果たせているか疑問が出ています。先の東京都知事選挙で注目を浴びた石丸氏は既存のメディアよりもネットを活用して票を伸ばしました。若い人には、今のTVや新聞よりもネットで発信される多くのニュースを見て情報を得ています。一昔前はネットニュースは信憑性が低いとか、自分の興味がないニュースは見れないなど多くの大人は批判をしていました。ですが、今は大手メディアがネットを使って情報を発信しています。
新聞かネットではなく、それぞれ良いところを使えば良いのですが、なぜか二者択一を考えています。実際にそれぞれ良いところがあり、そうでないところがあります。上手く調和をすれば良いだけですが、なぜか対立構造を作る様にしています。これは、我々が注意する必要があります。例えば世代間の断絶や争いを煽っても国民は誰も得はしません。その題目やサムネイルを見て、興味を引かせる方法をとっています。内容ではなく人が目を引くサムネイルで集客をしています。これはネットビジネスの基本ですが、このような手法しかしないとネットでの情報が陳腐化されてしまいます。
トヨタが日本から海外で生産をすれば良いと思っている内容の記事が多くなっています。実際に日本からトヨタがいなくなれば、日本は大きな損失に遭います。そのことはトヨタもわかっています。今のトヨタは、日本で生産をして海外で販売をする戦略をとっています。車種によっては海外の方がより利益が上がるため日本国内の販売台数を制限しています。これは企業としての戦略なので、我々が良いか悪いかを言う立場でありません。気に入らなければトヨタの車を買わなければ良いわけです。実際にトヨタが日本経済に与える影響は大きいです。
トヨタは日本ではない
ここで、トヨタ=日本と思っている人が多い事です。トヨタが利益を上げているが日本経済や国民の所得が増えていかない現象はあまり関係ありません。所得が増えるのはトヨタで勤務している人だけです。それ以外の人には全く関係ありません。ただ、トヨタと取引している企業は3万社ほどあります。その会社の仕事が無くなると大きな影響があることを理解した方が良いと思います。日本経済や実質賃金がマイナスになっている原因は、複雑な理由はありますがシンプルに考えると『需要不足』です。
『需要』とは
ここでいう『需要』とは、政府が出す受給ギャップではなく実際に仕事が減っている事。収入が増えにくい事。本来は、公共事業や公的な仕事増やして民間企業の仕事を増やしますが、予算の全体がそのまま使えないため、影に隠れている経費が多く存在します。その経費を減らすことが出来ればお金をもっと効率的に使えます。
自分の収入から資産が出来る様に収支のコントロールをして備えて行きましょう。
それでは、また明日。
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