シナリオを考える

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

日経平均株価が過去最高を更新し、アメリカの株価も過去最高を更新しています

為替は1ドル160円代が固定化されていき、輸出企業は収益を上げる構造になっています。その中で実質賃金は24ヶ月連続でマイナスになっており、物価高への影響は大きくなっています。

これからどの様な事が考えられるでしょうか

『為替は円安に向かい、一部輸出企業とインバウンドによる利益を享受出来る企業は利益を上げていき、そうでない多くの企業は業績が悪化し、最悪事業縮小や買収に直面します。多くの日本国民が、気がついた時には物価上昇による家計の疲弊に遭い、二極化がより一層進む事になります。』

その理由をこれからお伝えします

①アメリカ大統領選挙

バイデン大統領とトランプ前大統領が選挙戦を繰り広げています。今の段階では、トランプ前大統領が優位の様ですが、実際に投票をしないとわからない部分もあります。株価に与える影響はしばらくは低いと感じています。

今のアメリカ経済は、日本以上の物価高ですがそれに伴って賃金も上昇しています。経済が拡大している影響ですが、賃金の上昇は限界が来ます。コストアップになるだけなので。企業が高収益を上げる事が維持をする前提条件となります。

景気的にはアメリカ1強が続く可能性が高いです。

②自民党の総裁選挙

逆風の中、衆議院選挙は来年9月まで行わない可能性が高いです。その為、日本の経済状況は現状のままです。

『現状のまま』とは、内需で景気が良くはならない為、外的要因の影響を多く受けます。

輸出企業は利益を上げる可能性は高いですが、内需が中心の企業は厳しい状態になる可能性が高いです。その時に起きるのは外資による日本企業の買収です。もしくは倒産件数の増加です。この事によって日本経済は、変化していく可能性が高くなります。

③ウクライナ侵攻の長期化とイスラエル問題

ロシアによるウクライナ侵攻が長期化に伴い、原油を中心にエネルギー価格が上昇していきます。この流れはしばらく続きます。

イスラエルのハマスへの攻撃がどこかで終わるのか、まだ続くのかはわかりませんが世界のこの二つの紛争に対する反応が分かれていきます。武力による現状変更へは否定的な意見では多くの国は一致していますが、解決方法決まっていません。戦後の利権争いを見据えた別の争いが始まっています。この状況では、すぐに終わる可能性は低いです。

当事者以外の多くの企業が利益を享受している事実もあります。アメリカの軍需産業は、東欧がウクライナにロシア製の武器を供与した関係でアメリカに武器の発注をしています。この件だけでもアメリカの軍需産業は莫大な利益を得ています。

多くの兵器が現場で実践投入されており、その兵器のデータが各方面に渡っています。

①〜③は、全て円安に向かう条件になっています。アメリカ経済が良くなり、日本の内需が増えなくなり、外国で武力による現状変更が進む事によりエネルギー価格の現状維持か上昇。

対策は何か

『自己資産を増やす事』です。今の状態で苦しい家計ならすぐに見直しをします。

最低でも収入=支出にします。そのためには、支出の状況を把握します。毎月何にお金を使っているのか。二つに分けます。

①必ず必要な支出

②必要でない支出

になります。

①は、生活に必要な物です。住居費、食費、光熱費、税金、保険などです。

②は、①以外の物です。自動車、交際費、外食、娯楽費、趣味などです。

①だけで生活が出来ます。②はなくても物理的に生きていけます。ただし、生きがいがないと生活に張りや潤いが無くなります。これは、今やるべき事でお金に余裕が出来たら②を増やしていけば良いのです。

支出>収入の状態なら②は、すぐにゼロにする必要があります。その状態でも支出>収入なら、次は固定費の見直しです。

見直しが出来て効果的な代表的な固定費は次のものです。

携帯電話代、保険、住居費、光熱費、ローンなどです。

今、上げた物は一度見直しをすると長い間効果が期待出来ます。そして、生活の満足度が下がりにくい効果もあります。

上手く収入>支出になれば、余ったお金で資産形成をします。ここまで来れば、今以上の物価高対策が出来ます。将来の不安も無くなっていきます。

もし、毎月の生活費が苦しいと思うなら一度お試しください。必ず効果が現れます。行動を起こしてお金に困らない未来を手に入れましょう。

今日のおすすめの本は、『お金の大学』(両学長著)です。お金に関する多くの情報を発信しているYouTuberです。生活のレベルを下げないで固定費を下げる方法など多くのお金に関する情報を発信しています。

それでは、また明日。

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