年金制度のついて

年金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

あるYoutubeで

先日見ていたYoutubeで国民年金の支払いをしていなくて差し押さえをされていた動画を見ました。動画を投稿している方は税金は払っているが、年金の知識はほとんどない様でした。日本の年金制度についてわかりやすく説明します。

年金には種類があるが

日本の年金制度には種類がありますが、その前に年金とは何でしょうか。年金制度は国民が老後の生活で使えるお金で亡くなるまで支給されます。ここでポイントは『亡くなるまで』です。人の寿命はわかりませんが、必ずいつか亡くなります。この事実は変わりません。今の制度で65歳から年金を受給出来ます。平均寿命まで生きれば男性は81歳、女性は87歳まで生きていけます。そうなると男性で16年間、女性で22年間受給出来ます。ですが、66歳で亡くなることもあります。これが寿命なので誰にもわかりません。年金制度は働けなくなり収入がなくなった人が生活が出来る様にするために政府が用意したものです。日本の場合は、払った年金が貯蓄される制度ではなく、現役世代が老後世代に仕送りをする様になっています。足りない分は税金から補填します。

年金の種類

年金は20歳から60歳まで年金保険を払います。全ての国民が加入する国民年金とサラリーマンや公務員が加入する厚生年金になります。国民年金は全ての国民が加入します。これは義務です。高校を卒業して18歳から働いている人は20歳になると勤めている会社が厚生年金に加入します。その時に自動的に国民年金に加入されます。高校を卒業して大学生や浪人をしている人も20歳になると国民年金に加入する義務が発生します。例えば、先ほどのYoutubeの方は個人事業主になっていると思うので、自分で国民年金を払う義務が生じます。多くの場合、年金制度を知っている方が近くにいない場合は気が付きにくいです。今回は本人の口座を差し押さえして年金を払うようになっていますが、金額が足りないと差し押さえが解除されますが、定期的に差し押さえしています。今の国民年金保険料は、月に16980円払います。

この金額を20歳になった時に請求されるのが国民年金の制度です。事前に住民票がある年金事務所から案内文が来ますが、多くの場合は実家に行くと思います。両親がこの制度を知っていれば変わって払うこともしますが、知らないとそのまま放置します。親世代でも知らない人は沢山います。20歳の若者に月に1、7万円弱を請求されるのは大変なのが現状です。

気になると思うので

国民年金を満期で保険料を払うと480カ月になります。20歳から60歳までの40年間で12ヶ月✖️40年で480ヶ月になります。全期間で払うと16980円✖️480ヶ月=8,150,400円になります。月に68000円になり、年間で816,000円です。10年間受給されると支払った保険料は支給されます。11年以上は表現が適切ではないですが『お得』になります。

一度まとめ

年金には、全ての国民が加入する国民年金があり、20歳になったら毎月16,980円保険料を支払います。60歳まで480ヶ月間払うと全額で8,150,400円になります。65歳から受給できる年金額が月に68,000円で年間816,000円になり、約10年受給できると払った保険料は受け取れています。

厚生年金

サラリーマンが加入する年金制度です。厚生年金保険料は『従業員と会社で折半』になります。会社が負担をしている点がポイントです。保険料は年収によって変わります。年金以外に社会保険を合わせて加入する様になっています。保険の期間は会社を退職するまでになります。細かい計算は難しいのでここでは省きますが、ここが国民年金と違います。サラリーマンの配偶者は、第3号被保険者と呼ばれます。この第3号被保険者は、保険料を支払わないで国民年金に加入しています。なぜ、この様な制度になったのか。1990年よりも前は多くの世帯が専業主婦が主流になっています。共働きが増えているのは、バブル崩壊してからになります。今では、共働きが主流になり第3号被保険者の在り方が問題になっています。

年収から算出され、年金額が決まっていきますが問題は年金額がそれほど高くないということです。平均的なサラリーマンの年金額は17万円ほどです。夫婦2人で22万円ほどになります。この金額では、老後の生活に不安を感じる人が多いと思います。そこに年金2000万円問題が出てきて大きな話題になりました。

年金についてまとめ

日本には全ての国民が加入する国民年金があり、20歳から60歳まで480ヶ月支払います。保険料は16,980円です。国民年金とは別にサラリーマンが加入する厚生年金があります。厚生年金保険料は年収によって変わります。サラリーマンの配偶者は年金を払わないで国民年金に加入しています。

今日の本です。『知らないと損する 年金の真実』(大江秀樹著)です。年金制度の説明をしています。年金を深く知るには良い本です。

それでは、また明日。

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