こんにちは。監督です。
今日は終戦記念日です。この時期に思うことを書いていこうと思います。
終戦記念日に何を思うか。それは、
平和の大切さです。
平和の大切さは、非常に当たり前のことです。今、世界で起きていロシアによるウクライナ侵攻など、戦後77年経った今も世界中のどこかで戦争や紛争が起きています。なぜ起きるのか考えたことがありました。それは、世界の国々は、多くの民族や宗教が混在していることです。日本いるとあまり気がつきませんが、海外に行くと日本とは明らかに違いがあります。
複数の人種が共存していることは何を意味しているのか。それは、生活様式、宗教感、人生観、歴史観など様々な違いがあります。多くの人は自分が経験したことがベースになります。そして、それは世代間で継承されます。日本のように数十年平和であれば、平和的な思想が継承され、経験として蓄積されていきます。
国家同士で争いをしなくなると国家は繁栄して豊かになります。そうなると周囲と自分と比較をして、違いを見つけます。特に日本人は同調圧力が強いので違う人がいると差別をしようとする傾向があります。
海外の人は違います。元々、多民族で違った人種がベースなので自分たちの人種を残そうとすれば他の人種を自分たちの住んでいるところから追い出す必要があります。逆に、人の土地を侵略する人種もあります。そうして、人類の歴史は多くの人族が奪ったり奪われたりしていました。その過程で起きたものが戦争だと思います。今まで、民族間だけだったものが国家という新しいもので争いをします。国家は、民族とは違い、そこに住んでいた人はその国の一員となります。日本のような島国の人は元々そこに住んでいたので違いますが、多くの人は、たまたま住んでいたから、その国民になります。そして、その国の指導者が起こした戦争に行く人も出ます。
ここでも、日本と他の国との違いが出ます。日本人はほぼ単一民族です。一つの共通した目的に国民を洗脳することが簡単です。日本で起きた戦時中の出来事は多くの日本人にはピンと来ないと思います。
他の国家は違います。多くの国民が納得できる大義名分が必要です。それは、敵国が存在しその国が起こしていることが自国の存在を脅かす、もしくは政治体制が崩壊するなど自国の存在意義が大事になると思います。多くのメディアを使い、国民の多くが納得できるようにします。これは、現代も同じようなことが起きています。
人間は、想像して、感じることができる生き物だと思います。
人は、他の人が体験した悲しい出来事や悲惨なことも共感ができます。この共感力が落ちると戦争のようなことが起きてもあまり感じない人が増えると思います。
戦争を経験した日本人が減っていくことで継承が難しいかもしれませんが、世界と繋がっている今の世の中なら戦争が人類にとっていかに愚かな行為であるかは明白だと思います。そのことを理解して戦争がない平和な世界になることを祈ります。
この回は、監督が感じる終戦記念日でした。もっと届けたいことがありますがまたの機会にします。
コメント