金利が上がったら考えること

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有していますので、お金の相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

金利が上がる可能性

日本銀行がマイナス金利を解除した関係で金利が上がる可能性が高まっています。実際は急に金利が上がる可能性は低いです。理由は簡単で、本来金利を上げるには景気が良くなり物価が上がる現象が起きた時だけです。今の状況は、景気は良くなっていない為金利を上げることの弊害の方が強くなります。

もし金利が上がる

急には上がりませんが、もし短期金利が上がるなら確認することがあります。それは、『住宅ローン』を変動型で借入している人だけです。固定金利の人は関係ありません。変動金利で住宅ローンを借りている人は5年毎に返済額が変わっていきます。支払っている今の時期が何年目になっているのか確認します。そして、もし金利が上がる時が何年目になっているのか。5年毎に金額を見直ししています。その間にどれぐらいの頻度で金利が上昇していくのか。例えば、毎年1%ずつ上がれば5年で5%になります。そうなるならその間に返済計画を変更していきます。借り換えをして固定金利にするか、繰上げ返済をして借入金額を減らすか。減らし方も毎月の返済額を減らすのか、期間を短くするのか、もしくはボーナス月の返済だけ完済するのか。70歳以上で返済が残っているならその前に返済を完済するか、売却するか賃貸にするか検討をします。もしくはリバースモーゲージのように家を手放しても良いと考えれば金利を払いながら住むことは出来ます。

そうなる前に

予想ができることは、事前に準備をします。今回の金利の件も実際に上がり始めてからでは、遅いので借入している金融機関の情報を確認します。もし、借り換えをするなら金利もそうですが、手数料も含めて検討します。事前に調べることは無料です。

やっては行けないこと

住宅ローンが金融リテラシー的にNGのようなことを指摘しているYoutubeやインスタなどを見かけますが、借りている人は返済をしていく事が大事になります。問題は、多くの住宅が購入すると資産価値が半分になる物件が多いという事です。立地も含めて価値がある場所に住宅を建てる必要があります。売れる住宅なら借金しても問題がないのですが、自分が住んでいる住宅がどのような資産価値があるのか調べてみても良いと思います。

自分の資産状況を

常に自分の資産状況を確認してみましょう。専門の業者に鑑定してもらうか近くの不動産業者の広告を見ても良いと思います。賃貸で貸すといくらになるのか。

今日の本です。『となりの億万長者』です。ここで出てくる億万長者は、金利が上がるからという理由では慌てません。その準備を常にしています。全てが予算化されて収支をコントロールしています。

それでは、また明日。

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