景気に左右されない家計

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有していますので、お金の相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

今の日本は景気が良くない

日経平均株価が市場最高値になっても、物価が上昇しても、働き方改革で残業規制があっても、給料が減っても日本の景気は良くなりません。その理由は、日本の国内の需要が増えていかないからです。いわゆる『内需』です。なぜ、外需ではダメなのでしょうか。その理由は簡単です。相手の国の事情によって変わるからです。日本はある時期まで世界から一目置かれていた存在でした。『メイドインジャパン』と言われて日本の品質が世界から認められて世界が日本を追い越そうとしていました。日本は大量生産に舵を切って、世界の競争から弾かれています。全ての産業がそうとは言いませんが、代表的な産業の家電がその代表的な存在です。外需はあくまでもサポートなのです。今、日本のインバウンドで外国人がやってきています。これも、ある意味外需と同じです。

収入が上がっても

政府が大企業を中心に賃上げを要望し、その影響もあり5%前後の賃上げが実現しています。賃上げが起きても支出が同じように増えては家計は強化されません。その理由は支出が収入と同じだからです。もしくは赤字になっています。収入が上がっても支出を上回るようにしないと家計は良くなりません。どうすれば家計は強化できるでしょうか。

強化出来る秘訣

収入よりも支出を下回る様にします。最初に何でも良いので、その目票を決めます。何でも良いのです。不純な理由で良いのです。『たとえば高級車に乗ってモテたい』とか『世界の高級料理を食べ尽くしたい』など。その目標が強烈であれば持続していきます。逆に中途半端な、目標は途中で諦めてしまいます。最初はその目標に向かって突き進みます。

人のモチベーションは続かない

最初の目標でモチベーションが続くのは長くありません。人間のモチベーションはそれほど強力ではありません。モチベーションを続くよりも大事なことがあります。それは、パフォーマンスです。実はパフォーマンスが良いとモチベーションが上がっていきます。最初は勢いで始めたことを継続するには小さな成功が必要になります。家計であれば少額で良いので家計が改善していくことが必要になります。その代表的な方法が『固定費の見直し』です。これは一度見直しをしても数年後に見直しが出来ます。固定費の見直しの成果は80%まで出来れば合格です。理由は80%も100%もあまり変わりません。反対に20%を上げる努力をするなら他のことに時間を使った方がパフォーマンスが向上します。

継続的に家計をメンテナンスしていく

一度見直した家計は毎年見直しをします。前年の家計の結果を見て改善するところは見直します。数年しているとだんだん慣れていきます。個人的に『慣れ』が大事になります。人は『慣れ』てくると気にならなくなります。人によっては節約や倹約がストレスになります。このストレスを感じないために固定費の見直しが家計改善のメインになっています。必要な生活費が捻出出来れば、その中から資産を形成を始めます。最初は1万円からで良いのです。この1万円を数年後には5万円にそして10万円にあるようにしていきます。その為には、収入を増やす必要があります。この様になれば家計は景気に左右されない強力な家計になります。

今日の本です。『となりの億万長者』です。アメリカの億万長者はどのような考え方で億万長者になったのでしょうか。多くの億万長者は資産家ではありません。自分で資産を作っていきます。

それでは、また明日。

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