異次元の少子化対策

お金の部屋

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異次元とは

次元が異なることを異次元というのか。日本は少子高齢化に向けて進んでいますが、今の政府は少子化を止めようとしています。その対策には、国民の負担をさせないと言われていました。ですが、『社会保険料に新たに少子化対策費を作り月に500円前後を負担してもらう。』事が政府で決まったとニュースに出ています。この『少子化対策費』は負担ではないかと問われると『給与が上がっていくため実質負担にならない』と首相は記者に説明しています。本当に異次元です。何が異次元か?わかりやすく説明すると『質問に答えていない』という事です。もう少し踏み込むと給与はその企業が決める事です。政府が要請したからといってすべての企業が賃金を上げることはありません。特に中小企業で賃金を上げられる会社はそれほど多くはありません。その理由に中小企業の多くは、赤字決算です。赤字の会社が社員に定期昇給分以上の賃上げが出来るとは思えません。首相の回答は、国民に負担をしてもらいます。政府が企業に賃上げを要請しているので(企業が判断して)賃上げになります。政府が要請して賃上げが実現するので実質負担はありません。

本当の政策は

もし、首相の言葉を実現するには、この様になります。少子化対策を実現するために国民の負担がない様にします。そのために少子化対策費は国債を発行します。そして、実質賃金が1年以上上がっていないため可処分所得を増やしていきます。所得税を減らすことも考えましたが、時間がかかるため同じ効果がある政策をします。『消費税の税率を0%に変更します。』税率の変更は2024年3月1日から実行いたします。実施期間は最低5年程度行い、出生率が1.5%以上になれば税率の変更を検討します。

このようなことは実際は起きません

もし、この政策が実現できれば日本の景気も変わっていきます。ですが、今の日本は薄利多売で何とかなっていた時代ではありません。一つの商品の利益を最大化していきます。その現象が顕著に現れているのが、トヨタ自動車です。今年のトヨタの利益は4兆円弱で過去最高益です。国内の販売台数はそれほど増えていませんが、利益は出ています。利益の源は海外です。そして、円安が貢献しています。この現象はトヨタだけではありません。海外展開している製造業は円安で利益に貢献しています。この事実を理解する必要があります。

政府をあてにしていると

政府が行う政策の多くは「国民が貧乏になる」政策をしています。残念ながら先ほどの政策は実現します。国民の負担は増えていきます。その負担よりも収入が増えるように対策が必要になります。このブログで何度もお伝えしていますが、収入の複数化です。収入の数が増えていくことでバランスを取ることが出来ます。政府が間違った政策をしても冷静に判断出来ます。収支のコントロールをして、資産を作る事が解決策になります。

今日の本は、『となりの億万長者」です。どのようなマインドを保ちながら資産を作るのか。勉強になる部分があります。

それでは、また明日。

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