デフレとインフレ

お金の部屋

こんにちは。監督です。『お金』について発信しています。方法がわかれば『お金』は増えていきます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。お仕事の依頼がありましたらDMでお願い致します。

物価が上がることはインフレではない

新型コロナやロシアによるウクライナ侵攻、中東問題などによる原油高に端を発して物価が日本でも上昇しています。ですが、これはインフレではありません。本来は需要が増えていくことにより物価が上がることが本来の姿です。今の日本の問題は需要不足にあります。今起き始めている事は、外国による投資によって需要が増えていく事です。先日、ニセコの上場についての特集を見ましたが、海外のセレブがニセコにやってくる事によって多額の投資が行われています。日本にとって良い事ですが、本来は日本の企業が率先して行うことが大事になりますが、実際には海外のブランドが先導している状況です。全てがそうでないですが、日本人が多くないことの一つは、長期間の休暇が取りにくい状況があります。収入はあるが、休めないのでリゾートに行けない。このような日本のサラリーマンは多いと思います。もう一つは、反対に収入が低いこともあります。今の日本で1杯3000円以上のラーメンを食べる人がどれ程いるでしょうか。普通は『高い』と思って他で食事をします。

この状況をどの様に感じるかが大事になる。

需要を増やすために海外資本を使う事はメリットがあります。日本のサラリーマンの収入も上がっていきます。実際にTMSCが熊本に半導体工場ができることで工場に働く人の給与は上がっています。そして、多くの大企業は5%以上の賃上げを表明しています。ですが、問題は9割以上ある中小企業です。中小企業では実際に給与を上げることに抵抗感があります。

今の日本はまだデフレの状況にある

ここで、日本の景況感が良くない理由はデフレです。デフレは物価が下がることもありますが、需要がないことが大きな要因になります。インフレかデフレかのポイントは『需要』です。需要がたくさんあれば景気は良くなります。その需要を作るのが政府の経済対策になります。日銀の金融政策会合もその一つです。量的緩和策で市場に大量の紙幣を流通することで通貨の価値を下げて需要を増やすように促しています。政府の経済対策が片手落ちです。政府が税制などで経済対策をすれば日本の景気は良くなっていきます。残念ですが、今の日本政府ではその能力はないという事です。

バブル崩壊前は

ここで過去日本が1番景気が良かった時期は1988年から1992年ごろのバブル景気です。お金をどの様に使うかが問われるほど景気が良かったですが、実はこの体験が金融リテラシーに関する興味が無くなっていきます。金融リテラシーが高くなると自分の収入から資産を作ることを考えていきます。多くの経済ニュースへの理解度も上がるので判断が速くなります。ですが、日本はバブル崩壊までは金融リテラシーが高くなくても誰でも不自由ない老後を過ごせる様になれます。右方上がりの経済、高い金利、終身雇用、厚生年金制度などです。

30年間の成長は取り返せる

監督は50代の中高年ですが、アッパーマス層へ到達することは可能です。就職した企業の退職金制度が充実している。50歳からNISA制度で資産運用を始めた事。年収の10%を資産形成に使っています。総資産額が3000万円になります。この状況になると、気持ちの不安がなくなります。実はラッキーが良かった事ですが、本当に退職金が出るかはまだわかりません。その時になるまで資産を増やしていきます。これは、監督が特別ではなく誰でも出来る事です。自分の生活を見直して、収支のバランスをコントロールし、投資の勉強をすれば資産は増えていきます。

今日の本は『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』(中桐啓貴著)です。投資の初歩的な知識と資産形成が出来るスキルが分かります。

それでは、また明日。

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