外国人労働者は必要か

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こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。FP2級を保有していますので、お金の相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

外国人労働者が減っていく

日本は単純労働を外国人労働者に依存しようと政府は考えています。日本の技術力を活かせばその必要はありません。ですが、もしイノベーションが起きれば外国人労働者は増えていくことになります。その理由と日本企業とそこで働く会社員の将来について考察します。

外国人実習生制度が無くなる

外国人に日本の技術を学んで頂く為の外国人実習生制度は、事実上破綻しました。単純労働を従事する人が少なくなっている為ですが、ここにも大きなイノベーションが起きています。農業では、自動化が起きています。建築現場も遠隔で重機を操作する様になり、危険な場所での作業を避けようとしています。この様に機械化によって人海戦術に頼ることがなくなっています。

働き方も変わる

サラリーマンの多くが副業が出来る様になり、人手が足らない所に働きに行くようになります。休暇を利用して、農家を手伝い食費や移動代などを節約する人も出てきています。多くの仕事は、熟練工のような人が多いことが良しとされてきました。ですが、作業をシンプル化できると誰でも出来る様になります。1人の人が何役も出来れば人手不足は解消される可能性があります。

人との関わりあいも変わる

今までは、濃い人間関係が良いとされていましたが、ある目的に向かって集まった人が一定期間同じ仕事をして終われば次の仕事をしていく。この仕事も時間的な制約はありません。全て、成果が判断基準です。依頼主の希望通りの商品やサービスを提供出来る事が大事になります。この点では、会社と社員の関係も変わっていく可能性があります。日本型雇用は、コストが上がっていく。今の日本の税制や社会保障制度では、企業側はコストが上がっていきます。給与以外に企業は社会保険料の半分を負担しています。もし、正社員が減っていくとこの負担が減っていきます。なぜ、派遣社員で仕事を任せる理由の一つはここにあります。費用で払えば経費になります。その派遣社員の収入が上がっても派遣先には関係ありません。企業間での契約になるので人間関係で揉めるなら他の人を依頼すれば良いのです。似た様な事で、アウトソーシングです。自社の業務を他社にお願いします。契約金や報酬で決まりますので、それ以上の負担は要りません。問題は、自社が望む内容になっているかです。

会社も人も複数の仕事で成り立っていく社会

会社は一つの仕事をしていく時代も終わり、複数の仕事をする様になります。社員も同じです。複数の業務をしていく様になります。これは独立していくとより鮮明になります。複数の仕事をすることでリスク分散が可能になります。自分の収入を一社で賄う時代も終わりに向かいます。そのためには、『お金』について知っていく必要があります。今までは、企業に勤めて定年まで働くことが『よし』とされていました。ですが、企業も会社員を雇い続ける事が難しくなってきています。会社の存続には、コアのメンバーとその周りのサブメンバーそして、契約や派遣、アルバイトやパートなどで良くなります。企業の考え方も変化していきます。企業は、消費者やクライアントに対して、商品やサービスを提供することが大事になります。その裏で起きていることは関係がありません。お店で並んでいるその商品が消費者にとって価値があれば良くなります。

日本人があまり知らない『お金』のことを知るにはFP3級がオススメです。国家資格ですので一度受かれば永遠に資格は保有できます。内容も難しくはありません。本屋で参考書を手に取ってみましょう。

FP協会https://www.jafp.or.jp/

それでは、また明日。

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