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中国の恒大集団が破綻
2023年8月18日にあるニュースが世界経済に影響を与えています。『中国恒大集団破綻』です。このような見出しの記事が多く出ています。内容はアメリカで連邦破産法15条の適用を申請しました。連邦破産法15条とは、外国籍の企業を対象とし、適用により訴訟や差し押さえを回避してアメリカ国内の資産を保護できる。もし、中国本国で恒大集団が破綻した時にアメリカ国内の資産が保護できる法律です。
原因は一部の償還が返済できない可能性があることのようです。中国の証券監視当局は、資本市場の活性化に向けて取引時間の延長や自社株買いの規制緩和を検討すると発表した(日本経済新聞より)。
全ては同じ原理になっている
このようなニュースがあったときに慌てて、考えないで行動をすると大きな損失を与えることがあります。恒大集団のニュースは破綻の可能性はあるため事前にアメリカ国内の資産を保護できるように対策をとっています。ただ、破綻はまだしていません。問題は破綻していない状況で①資産を入れ替えするのか②売却するのか③様子見をするのか④情報を収集するか。ここで1番大事なことは『情報』です。鮮度が高く良質な情報を得るようにして、判断します。
ここで正解は資産形成の理由によって変わります。例えば、老後の資金で長期投資を始めた人は、これからの状況がわからないと思います。この時に損をするから慌てて売却をするのは得策ではありません。投資をしている先が中国国内なら考える必要がありますが、投資初心者が選ぶことは少ないです。もし、していればリバランスが必要になります。発展途上国ではなく先進国に移します。長期投資ならまだ、資産を作り始めたばかりです。自分の遺産がどのように増減するか確認します。ある程度資産を保有している人は変わります。資産状況によりますが、中国を含む新興国の株式の割合を見直す必要があります。一時的に株式相場は下がっていきます。ですが、破綻をしなければ次の局面にはなりません。もしかすると何も起きない可能性もあります。
この時がチャンスと考える人もいます。
相場が荒れる時や新しい局面になるとチャンスだと考えます。これは、相場商品を扱っている人の感覚です。相場の底で買う人は多いです。そのための準備を日頃からしています。逆に、準備が出来ていない人が同じことをすると損をする可能性が高くなります。それが、株式投資だからです。ひとまとめに株式投資というと誤解を与える可能性があります。株式投資には多くの種類があります。低リスクのもの高リスクのもなど。監督がしている投資信託はリスクは低いです。デイトレーダーはリスクが高いです。投資方法は全く違います。投資信託はある指標に連動する商品で長期投資する場合は定期的に購入します。期間も15年以上です。長期投資なので、複利の力も作用していきます。リターンも5%前後です。問題は期間が長いことです。デイトレーダーは、株式などを購入して値上がりし売却すれば利益が出ます。下がれば損失が発生します。売買差以外に手数料と税金がかかります。相場を当てることは難しいです。博打のような要素が強いです。メリットは短期勝負が出来ます。数年で資産1億円を稼ぐひとはこれにレバレッジを合わせます。上手くいくと数倍になります。失敗すると財産がなくなります。
自分の資産運用方法を見直す
このようなニュースが出ると、慌てる人がいます。パニック現象です。確率的に高くはないが起きると致命的なことになります。この時に原点を見る必要があります。なぜ、投資をしているのか。その方法は何を選択しているか。これを見つめることで変更をするのかしないのか一度考えましょう。もし、長期投資で投資信託を提起的に購入し、銘柄がS&P500やヴァンガードの全米株式や全世界株式連動なら情報を得ます。そして、最後は自分で判断します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらご家族やご友人に紹介いてください。宜しくお願い致します。それでは、また明日。
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