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2024年7月7日の記事から
古豪企業が逆襲に出た。創業から100年以上の主要企業の時価総額は10年で2.6倍となり、全体の伸びを大幅に上回った。退路なき改革が経済成長の原動力になりつつある。米中対立や人工知能(AI)の進化、変化に駆り立てるのは激変する世界で生き抜く意思だ。オワコンとは呼ばせない。未来へ向かう企業の力が大きなうねりとなってきた。(関連特集をNEO-COMPANY特集面に)
日本経済新聞2024年7月7日に記事から引用
古豪の復活が鮮明だ。株式市場での存在感が高い主要100社(TOPIX100)のうち、創業100年以上の企業の時価総額は5月末までの10年間で157兆円増えた。伸び率は全体の2.3倍を上回り、アップルなど米国の主要100社(S&P100、2.9倍)の伸びに迫る。
稼ぐ力も強い。2023年度までの10年間で古豪(金融除く)の純利益は2.5倍、売上高は1.5倍になった。いずれも全体(2倍、1.4倍)を上回る。古い会社の再成長が経済のけん引役になっている。資金をM&A(合併・買収)などに投じ、次の成長への布石を打つ動きも目立つ。(以下略)
この記事を読んで日本の古い企業も頑張っていると思えるか、そうでないと感じるかは人によって受け捉え方は変わってきます。歴史がある企業がオワコンかと言われるとそうではないと思います。日本は創業100年以上の企業の割合は海外に比べて多い国です。その理由は、企業が変化に対応している側面と時の権力者と上手く対応して生き残っているからです。
選ばれる企業になる
これからの企業は社員から選ばれる企業になる事が大事な要素の一つになります。企業文化は大事ですが、その文化は成長するための文化であって企業や経営者を守るための文化ではありません。ただ、従業員に甘い良い企業も成長できない可能性もあります。結局、会社を構成しているのは、『人』という事です。その『人』に対して、しっかりした対応が出来ない企業は人が去っていきます。この現象は、大企業でも中小企業でも同じです。上場企業だけで4000社以上あるので自分の考え方とその企業とが合う事が大事になります。全ての人が、楽な企業が良いとは思っていません。楽な企業は、社員の成長は低いからです。成長したいと思う社員の人は、多少大変でもきつい仕事をします。そこから得られる経験が自分を成長できるとわかっているからです。この部分を理解できないと収入は増えていきません。
企業方も選ばれる人材に
逆に従業員は企業から選ばれる人材になる必要があります。新入社員の時は、学歴などが判断材料ですが、同じ基準で判断されると学歴が高い人には敵いません。ですが、在学中に起業をしたり、インターン制度で働く経験ができれば学歴ではない判断基準で企業から選ばれます。企業にとって良い人材は企業の文化が理解でき、合う人です。そして、企業に利益で貢献できる人です。この3つの要素が大事になります。利益が最後なのは最初の2つがわからない人はその企業にとって大事な人材ではありません。ですが、この2つに執着すると企業は歪になっていきます。この現象は多くの企業で起きています。それは、従業員が本来するべきことをしなくなったり、経営者が自身の保身や利益に執着するなど双方に大きな問題が起きていきます。企業は欧米では株主のもので、株主優位主義になっています。その考え方が日本にも広がっています。ですが、アメリカの全ての企業がそうではありません。ただ、そのような企業が増えていく傾向になっているだけです。
個人も同じ
企業は存続できれば、何年でも存在できます。人が企業に在籍できる時間は限られています。そして、欲深い人も多いです。この欲は企業を発展されるために必要な場合もありますが、欲が深くなると一人勝ちをしたくなります。その人や企業は、いつか上手くいかなくなります。個人は、収入を上げたければスキルを上げたり、収入を増やす事を考えて行動をする事が大事になります。行動をしなければ、先日紹介したギグワーカーになっていきます。ただ、ギグワーカーが、資産形成ができないことはありません。職業と資産は基本的に関係ありません。収支のコントロールをして余剰資金を作ることが重要なので、収入が多い少ないは関係ありません。逆にギグワーカーがあっている人もいるはずです。その生き方もありだと思います。
資産形成と働いている会社はあまり関係ない
実際に収入が高いからといって資産を多く保有している事はありません。これは、従業員であれば関係がありません。ですが、起業している人は全く違います。従業員と起業家では、税金乗せる税の方法や経費の使い方が全く違うので、起業家の方は資産が増えるスピードは早い事は事実です。あとは、その仕事が順調に成長すれば問題ありません。1人で経営しているなら、誰かに何かを言われることもありません。
『働く』という意味を考えてみましょう。勤めている会社と自分の価値は同じではありません。自分の価値を高めている人は、1人でも稼ぐ事が出来ます。
今日のおすすめの本は、『必ず食える1%の人になれる方法』(藤原和博著)です。7つの条件を実践すれば1%の人になれます。この1%をめざして仕事をすると生きていけます。
それでは、また明日。
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