都内のマンション価格が上昇

お金の部屋

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マンション価格

2023年7月21日の日本経済新聞の記事に東京23区のマンション価格が前年同期比で60%上昇し、1億2962万円となったと記事が出ていました。理由は原材料費や人件費の上昇です。

①この記事を読んで感じたこと

②この記事から出来る事

③この記事から考えるお金へ増やし方

についてお伝えします。

①この記事を読んで感じたこと

原材料費や人件費が高騰したために物の価格が上昇することは分かりますが、誰かマンションを購入するのか。多くの人が『夢のマイホーム』というキーワードにつられて持ち家になる方がいます。持ち家か賃貸かの議論は資金的なことを考えて資産になるかがポイントになると思います。実際にこの現象が続いていくなら、『収入』が同じように上がる必要があります。ここでいう収入は給料だけではありません。株式などのインカムゲインや副業など本業だけで足りないなら複数の収入を作る必要があります。そして、行動をしている人としていない人の間で差が拡がっている事実があります。もう一つは夫婦二人で働くことです。共働きなら副業などをするよりも一人よりも収入は多くなると思います。サラリーマンの平均給与が約440万円ですから、夫婦二人で880万円になるなら余裕があります。ただ、可処分所得は440万円なら347万円になります。二人なら694万円です。ちなみに880万円の年収の人なら可処分所得は649万円になります。45万円の差があります。ここで35年ローンで1億円をローンでマンションを購入すると金利が0.65%で35年の返済で毎月26.6万円になります。先ほどの夫婦で月に55万円の収入で半分が支払いになります。払えないことはありませんが、生活の水準は維持できるかはその人次第です。

②この記事から出来る事

販売会社は、売ることが目的です。見学者は基本的に3つのパターンになります。①購入意思がある人、②冷やかしでくる人、③その中間です。多く売れる営業マンは③の人が①になるようにセールスできる人です。そして、②の人に対しては上手い距離感をとり③や①になるように種まきをします。ファイナンスも上手く出来るようにサポートをし、金融機関も調整します。そのようにして、購入できる条件を詰めていきます。お金がない人でも買うことはできるのです。買うことができることと生活が出来る事は別です。ただ、別の側面があります。それは投機として購入する人です。身内の人に月に30万円で貸せば月に3万円ほど手元に残ります。年間で36万円の利益です。1億するようなマンションなら資産価値があるかもしれません。その勉強をするために見学をすることはありです。先ほどの②の人ですが、物件を多く見ることで自分に合う不動産が何かがわかると思います。これは、実際に行かないとわからないので見学は勉強のために必要だと思います。これは賃貸でも同じです。立地や部屋のグレードなど自分に合う物件を探すには時間がかかります。もしかすると一生かける話かもしれません。

③この記事から考えるお金へ増やし方

ここからが増やし方ですが、先ほどもありましたが、①自分が住む為でなく身内の人に貸すことも可能です。ただ、周辺の不動産価格を調べる必要があります。その価格と貸したい価格が実際どうなのか。不動産会社を通じて貸すなら事前に希望など打ち合わせが必要になります。②転売などで増やすなら、条件の良い物件の購入が必須です。階数でいえば最上階です。もう一つは、上昇している理由が原材料費や人件費ならその上昇がいつまで続くか気にする必要があります。購入した物件よりも後の物件は上昇していきます。上昇している原因に変化が出ると下がっていきます。問題はそのタイミングをしっかり見れるかです。知らない間に60%ダウンになることも可能性としてはあるということです。実際に中国の不動産の状況はそのようになっています。ですから、自分のリスク許容度をしっかり把握する必要があります。

まとめ

今期の記事のようにマンションの価格が上昇することで、購入を検討している人やすでに保有している人などそれぞれで思うことがあります。保有していれば、売却の可能性があります。ですが、よく検討をする必要があります。今の生活から想定できる5年後、10年後、20年後です。20年後は分かりませんが、5年後や10年後は想定出来ます。ご主人が35歳、奥様が31歳、第一子が4歳。第二子が1歳。5年後はご主人は40歳、奥様が36歳、第一子9歳、第二子が6歳。10年後はご主人が45歳、奥様が36歳、第一子が14歳、第二子が11歳と計算出来ます。お子さんは小学校や中学校と進学していきます。購入すると将来かかるお金と収入が想定出来ます。今、購入するよりも40歳頃に購入すると35年ローンなら返済は75歳になります。時間は計算ができるので参考に出来ます。計画的に考えましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介して下さい。それでは、また明日。

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