貯蓄型保険は何か

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貯蓄型保険

SNSを見ているとお金を貯めることが出来ない方向けに貯蓄型保険を進める広告をよく見かけます。元本を保証する内容で返礼金が元本を超えるようになっていると説明していました。

保険と貯蓄は別にすることを勧めています。理由は簡単です。保険は保険で、貯蓄は貯蓄です。もし、途中で保険を使うと返戻金はなくなります。貯蓄している金額で保険の部分を兼ねています。ですが、これは実は兼ねていません。肝心の保証の部分の説明が簡単になっています。

保険を販売するための法律があります

保険は法律で決まられている部分があります。それは、公的な保険制度の説明と補えない部分保険で補償するように説明することになっています。ですから、この貯蓄型の保険は、貯蓄が売りになっていますが、保険と謳っているので保険の説明が必要になります。その保険のについて災害死亡補償と死亡補償と書かれています。この保険は生命保険になる様です。

生命保険になるなら生活を補う物にならないと保険になりません。TVで500万円の死亡補償の30代の掛け金は500円ほどです。先ほどの保険の場合では5000円のうち4500円が貯蓄になります。もし、4500円で投資信託で運用するとこの様になります。仮に期待リターンが3%運用期間が5年として290,910円になります。これが、5年後に手にする可能性がある金額です。先ほどの月5000円で5年間の返戻金は309,000円になります。これを見ると満期まで保険を使わないと返戻金は多くなります。

保険に加入する

途中で不幸にも亡くなった時は変わります。仮に3年目で亡くなったとすると積立型の保険金はこの様になります。年間6万円✖️3年で18万円です。月500円の保険なら500万円で保険金が支払われます。そして、積立は無くなりますが、4500円で運用していればその間のお金(約17万円)は残ります。

もし、貯蓄が苦手なら方法はあります。5000円を先に銀行や証券口座に振り分けます。そうすればその5000円は必ず積み立てられます。それを保険で支払うことでは、代わりになることはありません。結局、保証と積立のバランスがうまくできていません。それは先ほどの例を見ればわかると思います。

基本的には、別々で

保険と貯蓄は本来の機能は別です。保険は何かあった時に備える物です。その何かあった時とは確率が非常に低い物です。例えば不慮の事故に遭うことや難病に罹ることなど。日本は社会保障費を払っているので、医療を受けることが出来ます。しかも医療費は最大3割負担です。貯蓄は、生活上で急な出費があった時に貯蓄を使います。もしくは老後の資金にします。基本的に貯蓄の使い方です。本来の機能が違うのです。機能が違うものを一緒にするのは間違っています。それぞれ分けて検討しましょう。

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