こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。
社会人になり、初任給を頂いた新社会人の人や定年退職後に退職金を受け取った方などおられると思います。このようにお金に関して、変化があると多くの情報が入ってきます。その多くは、詐欺や詐欺まがいな情報、知識がないために損をしている人も多くいます。
どこで見極めるか。
SNSでよくこのような記事を目にされると思います。『短期間で100万円稼げる投資術』『自分の借金がなくなる方法』『セミナー受講で毎月100万円収入』などです。また、投資に関するものも大きくあります。投資の初心者は、投資の仕組みを理解する必要があります。株式投資なら、証券会社で株式を購入します。通常は100株単位です。1株の株価が1000円なら購入金額は10万円必要になります。この株価は毎日上下します。数%から数十%も上げ下げします。そして、会社が倒産するリスクも存在します。仮に1000円で購入した株は最大1000円下がることを意味します。これが個別株です。銘柄によって一日に100円上昇することもあれば下降することもあります。ですから、購入するときは慎重に選びます。もう一つの特徴は配当金が支給されます。業績によって違いますが、1株あたり50円や100円など設定されます。先ほどの例で100株保有していれば配当が100円なら1万円配当が入ります。このように仕組みを理解していると実は、初心者が詐欺にあっても回避することが出来ます。例えば、必ず上がる未公開株があると勧誘する営業マンがいれば多くの場合は詐欺です。理由は投資初心者にこのような情報は出しません。そして、未公開株自体の情報がない為正確な判断が出来ません。そして、何か条件がついてきたらほお詐欺です。例えば、『このセミナーに参加すると購入ができる』、この時も株価は絶対に伝えません。セミナーの料金だけ払い担当者はどこかに行ってしまいます。連絡も不通になります。
知り合いも注意。
知人を介して投資詐欺をする人もいます。もし、知人でそのような人がいれば注意しましょう。個別株や投資信託など金融商品を勧められる人は、その資格が必要になります。最初に必ずそのことを提示する必要があります。そして、商品のリスクをしっかりお伝えすることが義務付けられています。
対策は。
知人から紹介された時は、やんわり断ります。興味がないとか、少し距離をおいた方が良いです。そして、自分が投資に興味があっても自分で調べると伝えます。
基本は。
投資の基本は、すでに多くの書籍が出ています。その本を一冊か二冊読めば十分です。理由は、多くの投資に関する本の内容はそれほど変わりません。多くは伝統的な方法になります。もし、短期間で成果を上げるとその分リスクが高くなります。長期間なら、投資信託です。配当金で毎月得られるなら高配当株を50銘柄、購入していきます。短期間で売り買いはいわゆるデイトレーダーです。これは、株を発行している会社よりも値動きが激しい銘柄を選びます。
目的を決める。
株式投資で何をしていくか。これを決めないと多くの場合、投資に失敗します。先日、お会いしてお客様が購入した株が175万円損をしたと言われていました。ある個別株を購入したら購入時よりも価格が下がり175万円評価が下がったと言う事です。ですが、配当金が5万円入ったと言われていました。なぜ、その銘柄を購入したのか。それは、勧められたからです。この例を見ると分かりますが、多くの失敗をしています。①勧められた銘柄を検討しなく購入している。②株は売らなければ損にはならない。③もし売却して損を出しても利益の出ている株と損益合算出来ます。④目的がはっきりしていない。⑤配当金が5万円出るので、配当金目当てで保有する。株を買ったら利益が出ると思っているなら、株式投資はしない方が良いです。貯金の代わりに株を勧める人は多いですが、それは個別株ではなく投資信託です。しかも長期間投資をすることが前提です。
目的が決まれば手段が決まる。
貯金お代わりに投資で増やしたいなら投資信託です。毎月お小遣いが欲しいなら高配当株投資が良いです。ですが、投資信託よりも難しくなります。日々、利益を出したいならデイトレードです。これは上級者です。多くの情報が必要になり、急な変動にも対応が必要です。
まとまったお金が入り時も注意が必要です。
退職金などが入るとわかると金融機関は多くの金融商品を勧めます。理由は簡単です。普通、そのようなお金が入ることは人生で一度あるかないかです。金融機関にしてみるとビジネスチャンスです。ですが、金融機関にとってはチャンスですが、本人にとって資産形成のチャンスとは限りません。監督が高校から大学時代はバブル時代でしたが、両親が経営していたお店に金融機関は土地を担保にゴルフの会員権を販売していました。これは、両親が自分で決めたので責任は両親になります。ですが、営業はかなりしていまとめました。
事前に準備をしましょう。
もし、退職金が入るなら金額や受け取り方法、そして控除の金額など確認します。ここで注意があります。このお金は老後の大事な資産になります。そして、この資産が財産になります。準備をするのに早いに越したことはありません。先ほどの株式の本やFP3級などの知識を得ることでその人が進め道が見えてきます。そして、中高年の方も自分の人生がまだ半ばだと気が付きます。最低でも定年後15年から20年は生きいく可能性があります。この時間を自宅でTVを見て過ごすのは少し勿体無いと思います。自分の可能性を信じてチャレンジしても良いと思います。
まとめ
自分が働いた給料や退職金を守る必要があります。ですが、この世の中はそのお金をねらう人が多く存在します。ここで紹介している例は一部です。ですが、投資の基本は変わりません。お金を増やす方法は多く存在します。長期間かけて増えていく方法はリスクが低く、短期間で増やす方法はリスクが高くなります。これは普遍です。ですから、甘い話は注意します。簡単にお金が増える方法はありません。もし、お金を増やしたいなら事業をすることです。稼ぐ力を高めます。このことはまたお伝えします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』コメントをお願いします。それでは、また明日。
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