自分の収支が分かれば

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こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有していますので、お金の相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

収入と支出の状況が分かれば

2回に分けて収入と支出を改善しました。直ぐに改善できる物と時間がかかる物とあります。直ぐに結果が出ない事を理解して人生は長い物だと認識する事が大事になります。資産形成をする上で失敗する一つに直ぐに結果を求める事です。資産形成も時間が大事になります。そして、種銭が重要です。特に株式投資で資産形成をするなら『時間』と『種銭』が大事になります。詐欺まがいの広告が出ているキーワードの中で『直ぐに1000万円稼げる』や『誰でも簡単に直ぐ出来る』など。この中の多くは『直ぐ』です。資産形成は、直ぐに結果は出ません。投資信託で長期投資をする事で貯金と併用すると家計の強化に繋がります。

老後に向けた家計の作り方

老後の収入の柱は『公的年金』と『貯金』がベースになります。年金は現役時代の収入がベースになっています。国民年金と厚生年金で17万円前後です。多くの人が収入が減っていきます。年収が600万円の人の月収は約50万円です。これが、17万円になるという事実を確認します。注意点としてこの金額は人によって全く違います。現役時代の収入が多い人は、資産形成をしていれば問題ないですが、そうでないと年金だけになった時に急激に収入が減っていきます。その為、『貯金』を切り崩していきます。これが『2000万円問題』の骨子です。

年金の問題を理解する

年金の受給額で夫婦2人で資産する場合があります。多くは22万円ほどになります。問題が2つあります。年金額は2人の合算なので1人ずつでいくら受給出来るかが大事になります。多くは旦那さんが16〜17万円と専業主婦が6万円ほどになります。この金額は給与の額面なのでここから税金や社会保険料が引かれます。その為、もう一つの問題が発生します。どちらかが亡くなった時に収入が減ります。実は、この事に気がつかないで家計計画をすると何があった時に家計が破綻していく可能性が発生します。

貯金の重要性

いつか、夫婦は1人になります。その時に家計が急激に悪化をすると貯金が減っていきます。人は貯金が減っていく事に『過度なストレス』を感じます。監督の場合は、高額な買い物に対してストレスを感じます。必要な物なので、購入しても問題がない訳ですが、ストレスを感じてしまいます。これと同じ様な現象を貯金が減っていく事に感じます。貯金は使い続けるといつか無くなります。年金2000万円問題は貯金を切り崩すと数年後まで生活費を補填が出来るという事です。

そこで資産形成が大事

老後の収入の柱にNISA口座を活用した長期投資が主流になります。前回までのブログで収入と支出を見直し出来たと思います。捻出出来た資金を二つに分けます。①生活防衛資金(貯金)と②長期投資による資産形成です。

①生活防衛資金

生活費の数ヶ月から一年分を貯金します。何か大きな買い物をする時はここから支払いをします。使ったら必ず補充して行きます。管理は年間で考えます。毎月でも賞与でも良いので毎年増えていくようにしていきます。年金が始まるまでに準備をしていきます(ここはポイント)。老後生活に向けて準備が必要になるからです。居住地や移動手段、医療関係など変化が起きてきます。その準備をしながらですので時間をかけていきます。

②長期投資による資産形成

NISA口座を活用して、米国や全世界株の投資信託で長期投資をする方法です。開設する証券口座はSBI証券や楽天証券です。期間は15年以上で、毎月3万円から5万円を定期的に購入します。理想は10万円ですが、自分のリスクにあった金額で投資をして下さい。若い人ならそれほど多く投資をする必要はありません。長期投資で2000万円出来ればあとは毎年4%を崩していきます。年間80万円です。月に66000円ほどです。家計の見直しが出来れば大きな収入の一つになります。

まとめ

収入と支出を見直して余剰資金が出来れば、その資金を生活防衛資金と長期投資に分けます。特に収入は緩やかに増えますが、支出は数万円単位で改善が出来ます。次は実際にどの様に改善が出来るか実例をあげてみます。

今日の本は『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』(中桐啓貴著)です。長期投資について株式投資ブームで何故失敗するのかなど。長期投資に視点に立つと人生100年時代に見えてくる物があります。

それでは、また明日。

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