科学的根拠と感情論

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こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新します。

海洋放出

『政府は福島原発の処理水の海洋放出を2023年8月24日から開始すること決めました。地元の漁業関係者は落胆の声が聞かれています。』このような内容の記事やニュースが流れています。『岸田首相も全責任を持って対応します』と言われていました。

我々の仕事や生活でこの様な事は多く起きます。プライベートならその相手と距離感を持てば良いと思います。職場では上下関係やハラスメントの問題もあり、対応が難しいです。取引先ならどうでしょうか。

今回のテーマは

『取引先とのトラブルで理屈(科学的根拠)と感情論の対応がポイントになります。』

仕事をしていると必ずトラブルが起きます。小さな事から大きな事まで。相手によって対応が変わりますが、最初の一声は謝る事です。これは、相手に何かの理由で不快な想いをして怒っている事に対してです。そして、なぜ不快な想いをしているのか。それは理屈なのか、感情なのかによって対応が変わります。購入した商品が壊れていて変えて欲しいなら謝罪をして交換で済みます。基本的に丁寧な対応をする。常にお客様の表情を確認する事が大事です。同じ様な事でその商品をプレゼントした相手から壊れていたと言われた時は変わります。プレゼントなので、お客様がお渡しした友人や取引先など分かりませんが、お客様に傷をつけた可能性があります。この時は対応が変わります。商品の交換よりも違う商品をお渡ししたり、自分よりも立場が上の方と謝罪をする事が必要になります。

してはいけない事

その商品が壊れているのはメーカーの責任だという態度は最初はダメです。その商品を仕入れをして販売しているので責任は販売店にあります。最初からその態度をしているとトラブルが大きくなります。人のせいにしてはいけないのです。

最善の対応は

トラブルによりそのお客様が得意先になる事です。これは難しい事ではなくしっかり対応しているとその様な関係者になります。その時のポイントは一生懸命に考えて対応する事です。言葉だけでなく行動が大事になります。

先ほどのニュースはどうでしょうか

事故の原因は、東日本大震災です。この時の津波によって電源が落ちてメルトダウンもしくはメルトスルーが起き格納容器が爆発を起こしました。この時の政府、東京電力の対応はどうだったでしょうか。現場の方は非常に良く対応されていたと思います。政府や東京電力の説明や対応は国民が納得出来る内容では無かっとです。政府は東京電力へ責任を負わせ、東京電力の経営者は裁判で判決が出るまで謝罪はしていません。これほどの大きな事故が起きた時に政府(当時の民主党)もそうですが、自民党からも何も説明がありません。当然、東電もです。理由は、『この事故は自分達が起こした訳ではないから関係がない。』という事です。

そして、処理水は廃炉をする上で大事な作業なので排出は必要です。IAEAも問題がないとお墨付きを頂きました。科学的根拠に基づいているから大丈夫です。これが政府の説明です。地元の漁業関係者はその事は理解されていますが、対応に失望しています。感情論の問題です。政府は本当に謝罪をしたのでしょうか。東京電力は謝罪をしたのでしょうか。関係者はそうは思っていません。風評被害への対応がしっかり出来ているか。科学的にはしていますが、感情的にはしていません。週に一度、現場に行くぐらいの事が必要な内容です。残念ながらその様な政治家はいるとは報道されません。

政府への信頼度が低い理由

この件を見ても、政府に対して信頼が高いとは言いにくいです。理由は簡単です。国民の方を向いていないからです。選挙の時だけお願いをして当選したら国民の生活が貧しくなる政策を多くしています。表面的にはわかりにくい方法でします。多くの国民は気がつきません。物価やガソリンの高騰で多くの国民は疲弊しています。大企業を中心に賃上げをさせています。その分、可処分所得が下がっていきます。政府の税収は上がっています。おかしい事が起きています。国民の収入が減っているが国の税収は増えて、GDPが上がっています。トリックは円安です。円安でエネルギー関係が値上がりをして物価が上昇しています。給料が上昇分に追いつかないので、政府がその分を補正予算で補う必要があります。国民の感覚とズレているので、遅いと感じます。

あてにならないので

政府が国民を助けてくれるなら良いですが、時間がかかるので自分達で対応するしか方法はありません。そのための資産形成です。お金に余裕があれば生活も楽になります。そのために収支のコントロールをして、資産を作って行きましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらご家族やご友人に紹介してください。よろしくお願いします。それでは、また明日。

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