短期金利が上がる時

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アメリカの金利が頭打ちに

ここ数日で為替が1ドル150円から147円と急激に上がっています。その背景にアメリカの利上げ(金利を上げる事)が止まる可能性が出ているからです。アメリカは日本同様にインフレになっています。インフレを抑える為に金利を上げて物価の上昇を抑えようとしています。その効果が出ている為です。

日本は円安に苦しめられている

日本は円安の影響でインフレになっています。国民の多くはその事に苦しめられています。もし、日米の金利差が縮小すると次に日銀が起こす事の一つに短期金利の上昇があります。

1ドル150円の為替がアメリカの金利に下げ予想で147円に円高になる→本当にアメリカの金利が下がり始めると円高が進みます。例として1ドル140円になる事が起きます。→日本のインフレも頭打ちになります。物価の上昇が止まると個人消費が伸びていきます。→合わせて政府が主導している景気対策の相乗効果が起きます。→景気が良くなる可能性が出ます。→日銀は短期金利の上げを本格的に検討します。

最後に日銀の金利の上げが出てきます。景気が良くなる前に日銀が短期金利の上げを検討していると新聞などの記事で出てくると企業は好景気になる予想を変えていきます。設備投資の控え、ベアの縮小、正規社員の縮小、非正規社員の拡大などに動きます。この事によって起きる事は、不景気に逆戻りです。

金利が上がって喜ぶの人は誰か

それは資産家です。銀行に預けても増えていかない為別の方法で自分の資産を増やしていきます。金利が上昇し安定すれば銀行などの金融機関に資金が集まります。金利が上昇すれば金融機関も利益が上がる為、今までの様な経営をしなくても良くなります。

困るのは

資金繰りが厳しい会社と借金が多い個人です。返済額が上がります。収入が増えれば良いですが、そうでないと破産する会社や個人が増える可能性があります。

その時は、

収入のコントロールが出来ている人は、資産のバランスを変えていきます。防衛資金を増やして金融機関に預けます。投資信託や高配当株の収益を見てリバランスします。基本的に投資信託で積み上げた物はそのままで高配当株の利回りと総資産額をチェックして現金にするか判断します。もし、借入があるならその金利をチェックして利回りよりも借入金利が高いなら全額返済をします。ここがポイントになります。

高い金利を払うのは、ただ損をしているだけです。そのタイミングは自分で判断していきます。この様に状況が変われば資産を守る方法も変わっていきます。先の事だと思っていると直ぐに状況は変化します。日々、チェックして行動しましょう。それでは、また明日。

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