無報酬でする意味について

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こんにちは。監督です。

中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報やお金に関する考え方を発信しています。毎日朝7時に更新しています。

今日のテーマは報酬についてです。

学校の部活動を教える教諭の待遇やNPO法人で働いている人の報酬などの記事が出ていました。日本の報酬に対する考え方について考えたいと思います。

日本人は兎角『無料』という言葉に弱いと思います。ですが、『タダより高いものはない』という言葉もあります。多くの日本人は何かをして時の報酬について安ければ安いほど良いと思っています。30年間のデフレで多くの価格が下がり、価格が安いことに慣れています。このことが先ほどの報酬と関係しています。

タダでは、誰も仕事はしません

プロの方に何かを習うときに知り合いだからタダでお願いしますという方がいますが、非常に失礼な話だと思います。その方が無償でも良いと言われるなら良いですが、そうでないなら必ず報酬を払う必要があります。この考え方が日本人には欠けています。サービス残業などはその最たるものです。自分の時間を費やしているのでその報酬について必ず考える必要があります。これは、報酬を払う方ともらう方では当然、意識の差があります。通常は打ち合わせが必要になります。そして、その報酬を払うことによってメリットが出れば次もお願いされます。報酬と見合わないなら次回の仕事はなくなります。

そのコストは誰のコストですか

ですが、日本人の多くはサラリーマンです。コストは基本的に会社が払います。自分の成果に反映されるならコストカットをしますが、現場も知らない人が急にきてコスト削減すれば数年後には取引は無くなります。ただ、その価格の決定内容が理解できれば、本来のコストが見えてきます。このことがわからないサラリーマンが多いのです。自分の仕事が会社にどれぐらい貢献しているのかわからない人が多いのです。ですから、先ほどの無報酬で仕事をさせても罪の意識がないのです。

日本人が豊かにならない原因の一つだと思います。仕事に対して、しっかり報酬を払うことが大事になります。そうすればお互いに仕事をして、豊かになれます。

『成金』は悪い言葉ではない

お金に対するイメージも悪いことも関係しています。仕事をして多くの報酬をもらうことは悪いことのように言われます。『成金』という言葉は良いイメージで使われません。その人がどのように財産を成したかはわかりませんが、財産を築いたことは事実です。そのお金には善悪はありません。『成金』=『お金持ち』ではありません。お金持ちは持続的にお金を増やす方法を知っている人です。そして、メンタルのお金持ちなのです。ここが大事ですが、多くの人のイメージは同じです。

一人勝ちは反映しない

自分達が豊かになりたいなら、取引先も利益を上げてもらうことが大事になります。そうすれば自分も豊かになります。WIN・WINの関係です。一人勝ちは自分を貧しくしていきます。そうならないように行動をしましょう。

この記事が公開される日は2022年の大晦日です。来年はもっと読まれるように工夫をしていきます。訪れた人が資産が増えて、明るい未来が訪れますように。それでは、また明日。

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