為替についておさらい

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こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信していきます。毎日朝7時に更新していきます。

アメリカの金融機関が2行が閉鎖されてからスイスのクレディ銀行への支援が決まり、金融危機を防ぐため世界の金融関係者が奔走しています。ここで円がドルに対して、円高になっています。この現象はどの様なことでしょうか

為替とは

二国間の通貨の関係性を表しています。円高は円がドルに対して、強い状況になっています。今は1ドル133円前後になっています。数ヶ月前に1ドル150円になっていました。その時の理由は日米の金利格差が主な原因でした。今の日本は、その時よりも金利さが縮まったのでしょうか。これは正確ではありません。確かに日銀総裁が4月に変わるため今までの政策を変更するのではないかと言われています。実際はそれほど変わっていません。実際は、違う要素で為替が動いています。

金融危機

一つは、今回の金融危機になる可能性の発端になった銀行の閉鎖です。銀行の閉鎖の原因は、FRBの金融政策です。金利を上げていった結果です。金利が上がると債券の価値は下がります。今回、閉鎖したSVBは債券が原因で赤字になりその補填をするために、資金調達を行いました。その対策が失敗し、資金が足りなくなり取次騒ぎが起きたと言われています。今回の原因の一端はFRBの金利政策です。そして、この金利政策は当分変更することはないと言われています。アメリカの金融機関がおかしくなったため、日本円を購入する動きが起きています。

日本は円高が良いのか

日本経済として円高はどの様なことが起きるのか、考えてみます。基本的に円高か円安のどちらが良いという二者択一はありません。それぞれ、起きる現象が違います。円高に最大の効果は、少額の円で多くのものが買えます。円の価値が上がることです。輸入にとって効果が大きくなります。円安になると円の価値が下がるので、輸出すると同じ金額で多くの外貨が手に入ります。今の日本なら、円高になってエネルギー関係の価格が下がることが重要になります。ですから、理由は何にしろ円高は歓迎することです。

何をすべきか

資産形成への影響は、S&P500を代表されるアメリカや全世界株式に連動するインデックス投資は円高になると価格が下がります。今のようにアメリカの株式市場も下がるとダブルパンチになります。予想以上に下がったり上がったりしています。ですが、ここで慌てると本来享受出来る利益を失います。そして、自分の投資の目的が何か今一度確認します。このブログを読まれている方は中高年の方が多く、老後の資金や資産形成して、今の生活を楽にしたいと思います。

投資の目的

長期間、投資をすることの効果は、複利の力を使い雪だるま的に資産が増えることです。老後の資金の一部にしたいなら、混乱しない事です。投資の目的を再確認します。目的は資産形成や老後の資金を作ることがです。15年以上投資する期間のほんの一部です。今まで通り、自分が決めた投資ルールに従っていきます。もし暴落してもそれは自分が保有しているファンドの評価が下がることを意味しています。それは、安くファンドを買うことができるチャンスです。このチャンスを逃すと次のチャンスを待つことになります。リーマンショックは今から2008年の15年前です。15年間あれば資産が出来上がります。ここで購入したファンドは将来資産の核になっていきます。そして、複利の力が作用し雪だるまのように資産が増えていきます。

まとめ

為替について、円高、円安の仕組みとそれぞれの効果。今起きている金融危機での長期投資への対応と今がチャンスになっていることをお伝えしました。この状況を、世界の金融システムの崩壊と思い、行動する人もそれは自分が信じた道を選んでいるので良いと思います。ただ、金融システムが崩壊するなら、世界経済は新たなルールになります。そして、そのルールは予想がつかないので何が正解かは数年後にわかります。それなら、現状のシステムが維持される方が予想がつきます。暗号資産に資金が流れていると情報が流れていますが、そのあとはどうするのでしょうか。怖い世界になる気がします。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』コメントをお願いいたします。それでは、また明日。

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