日経平均が4万円を超えたのは夢だったか

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有していますので、お金の相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

4万円を超えたのは

3月4日に日経平均が4万円を超えていましたが、今は37600円近辺です。4万円を超えた時はメディアが取り上げ5万円に行くかもと噂されていましたが、現実は4万円にも届かない状態になっています。

なぜこの様な事になったでしょうか

大きな金融機関のニュースは日本銀行のゼロ金利解除です。日本の経済はデフレも脱却していません。その影響で需要も少なくなっています。経済政策が出来ていない為、勢いがあった株価にブレーキがかかり景気が減速している雰囲気が漂っています。

過去10年間でも失敗を繰り返している

日本の経済政策は失敗の繰り返しです。消費税の導入から3%→5%→8%→10%と上げていきました。上げているタイミングはほとんど景気が良くなりかけた時です。半年から一年我慢すれば消費税を上げても景気が拡大期に入るので問題がなかったのですが、結果を求めすぎて結局成果を出せない状態が続いています。

財務省が問題なのか

経済政策の問題は、財務省が原因だと言われています。実際はわかりませんが、結果論として政策が効果を上げていないのは事実です。その証拠に1992年のバブル崩壊時の国債の発行残高は200兆円です。今は、1000兆円以上に膨れています。この金額を使って効果がないのは大きな欠陥があると疑った方が良いのです。しっかり検証が出来れば問題を解消する事が出来ます可能性はあります。結果が出ていないなら効果がないので他の方法をする必要があります。もし、財務省だけが問題であれば力を削ぎ落とす事が急務になりますが、他の省庁や政治家にも問題があるはずです。そして、『マスコミ』の力が足りないのです。

景気が悪くても

家計を改善している家庭はあります。家の中で優先事項の上位に家計を強化になっています。ポイントはいくつかありますが、大事なポイントの一つに「予算は年間」で決めます。収入の中から貯金と資産を決めて残ったお金は使い切ります。この決め事を一年終わったら検証します。良い時も悪い時も確認して次の年に向けて変えていきます。これを数年間実行するとお金に関する感覚が変わっていきます。使って良い消費とそうでない消費が分かってきます。消費の優先順位がついていきます。そして、お金が自然と溜まっていく習慣が身につきます。その理由は、『収入>支出』がより拡大していきます。この『収入>支出』の式はシンプルですが、大事な式です。この差が拡大していけば資産形成ができる様になります。

今日の本は『となりの億万長者』です。億万長者になれる人は、予算を作り実行し検証して改善していきます。仕事と同じです。自分をコントロール出来る人は、資産を作る事も出来ます。自分との約束を守る様にしていきましょう。

それでは、また明日。

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