年収の壁の乗り越え方

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年収の壁について

専業主婦の方がパートで働いて年間の収入が106万円か130万円を超えると扶養家族から外れることを『年収の壁』問題と言われています。扶養家族から外れると負担するものが増えて収入が減っていきます。本来は働く時間が少ない時の制度で日本の世帯の多くが専業主婦だった時です。今は共働き家族が増えていき、元から扶養家族になっていない夫婦が増えています。

実はお得なことが多い

年収が201万円を超えると扶養家族から外れます。扶養控除ができる金額は38万円です。200万円の可処分所得は約161万円になります。所得税と地方税と社会保険料の金額が約40万円になります。その代わりに大きなメリットがあります。一つは国民年金と厚生年金に加入されます。65歳以降に自分の年金として支給されます。これは、夫婦で2人分になります。専業主婦なら旦那さんの国民年金と厚生年金、奥さんの国民年金(第3号保険者のため負担がない)になります。ここだけ見ると働かないで国民年金が支給されるのでお得の様に思えます。ですが、実際は現役時代に収入があります。その収入を自分用に資産形成をします。仮に160万円の収入から毎月10万円を投資信託で年利5%で資産運用すると20年後には4,058万円になります。来年から始まる新型NISAならつみたて投資枠を活用出来ます。仮に30年後には、8,153万円になります。30歳で結婚して毎月10万円を投資していればこのように結果になる可能性が高くなります。今のように時間を気にして働くよりも自分の資産を作ることが出来ます。

老後のことを考えて

年収の壁の問題が話題になる理由は、今が問題になっているからです。今お得か損かを問題にしているため本来、得られるものを逃しています。誰もが将来体力が衰えて仕事が現役と同じように出来ない時期を迎えます。その時の収入の助けを若い時から作ることが今の時代は大事になります。そして、資産が出来ればその時期を迎える前にリタイアも出来ます。仕事を自分がしたい事に当てることも出来ます。

まとめ

年収の壁の問題を考えるよりも自分の資産を作ることを考えましょう。夫婦で共働きで収入があれば資産を作ることが出来ます。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介してください。宜しくお願い致します。それでは、また明日。

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