こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。
日本の平均寿命は伸びている
今の日本人の男性の平均寿命は81歳で女性が87歳です。昭和30年で男性が63歳で女性が67歳でした。年金が始まった時は昭和36年です。年金が55歳で受給できても数年で亡くなる方が多くなります。今は違う状況が起きています。仮に65歳で年金を受給されると男性で16年間、女性で22年間になります。払っている保険料は約10年で元が取れる様になります。
『長生きすると年金が足りなくなります』
これが現実です。そこで政府は65歳の支給開始年齢を70歳に引き上げようとしています。第3号被保険者の在り方も議論になっています。何も準備をしていないで老後の生活が大変になります。
『長生きは大きなリスクになります』
人生100年時代になるということは、100年近く生きていく人が増えることを意味します。100年の時間軸に合わせた人生設計をする必要があります。
人生100年時代に通用する家計
現役時代も老後も基本的に考えることは同じです。①収入と支出を把握②収入>支出になる様に収支のコントロールをしていく③生活防衛資金と資産形成④収入の柱を増やしていく
この方法をすれば家計は強化されて老後の不安もなくなります。うまく出来れば「FIRE」も視野に入ります。
残念な真実
人生を豊かにするアイテムに『お金』は必須です。その「お金』が汚いと思っていると「お金」は逃げていきます。「お金」を稼ぐことは悪いことではありません。ただ、稼ぎ方が悪いと汚いと感じる可能性があります。例えば、人を陥れたり、騙したり、自分だけ利益を上げたりなどは、人として問題があります。このような稼ぎ方はお金が逃げていきます。お金は人生を豊かにするツールに過ぎません。お金が沢山あっても幸せにはなりません。あくまでもツールの一つです。
時間を味方につける
お金を増やす貯めに大事なことは『時間』です。長い時間をかけて資産を増やすことは出来ます。簡単な例です。月に5万円で期待リターンが5%で10年後、20年後、30年後の資産です。771万円、2029万円、4076万円になります。10年から20年には1230万円ですが、20年から30年には2000万円以上増えていきます。このように時間をかけると資産は増えていきます。どのように増やす具体的な方法はNISA口座で投資信託を購入します。30年間の投資元本は1800万円です。この金額はNISAの投資上限額です。NISAの最大のメリットは利益が非課税になる点です。投資の税率は20,315%です。この税金が非課税になります。出来れば、働き始めた時に証券口座を開設して投資を始めます。金額は無理の無い程度で始めます。収入が増えれば増えた分を投資や貯金にしていきます。この様に資産を徐々に増やしていきます。
もし、定年が70歳になるなら
今の50代にも老後を豊かに過ごす可能性があります。中高年で70歳まで働きたく無い方は多いと思います。ですが、住宅ローンがあったり、貯金がなかったりして難しい方も多いと思います。定年が伸びると中高年から60歳から65歳で区切りが出来ます。この区切りがポイントです。年齢が上がっていくが、仕事のパフォーマンスが下がっていくことはあります。ですが、退職すると新たなキャリアを作る必要があります。その時間がない人は今の会社で定年まで働きます。そして、定年後も再雇用ができるなら出来る限り働きます。この時に先ほどの収支のコントロールができていれば、資産の種銭が増えていきます。これが大事で、支出を減らして余ったお金を投資と生活防衛資金に分けて総資産を増やしていきます。もし、できるなら副業に挑戦します。月に数万円の収入ができれば大きな武器になります。
まとめ
人生100年時代と言われて、「長生きするのか」と考えている人は老後の生活に困る可能性が高くなります。それは、その人が悪いわけではなく誰もその事実を教えていないからです。知らなければ準備も出来ません。大規模な地震がなん度も起きていますが、その経験や惨状を経験している人は、災害に対して準備をします。この事と同じことが起きます。人生の最後の方で起きることが想定できれば準備をする方が増えていきます。そして、そのような人が増えると老後の準備をする人が増えていきます。問題は中高年で、貯金がない人も多く存在します。ですが、15年ほどの時間を使えば1000万円ほどの資産が出来ます。この資産があれば年間で40〜50万円の配当が入ります。月に3〜4万円ほどになります。光熱費は賄える金額です。老後の備えを早く準備しましょう。
今日のおすすめの本は、『となりの億万長者』です。アメリカの億万長者の話ですが、資産家でもなく普通の人が多いです。違うのは資産形成をするために日々過ごしています。
それでは、また明日。
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