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宇宙空間で太陽光パネルで発電した電気を送電する技術
2023年7月21日の日経新聞の記事に『アメリカの企業のカルテックが宇宙空間で発電できた電気を地上へ送電する実証実験に成功した』と発表がありました。電波に電気を送信するできる技術です。
①この記事を読んで感じたことと②これから起きること（良いことと悪いこと）についてお伝えします。
①この記事を読んで感じたこと
新しい技術は人類の生活を豊かにします。一つの技術が次の技術を産んでいきます。以前お客様と話をしていた時に電気の送電にコンセントが無くなる技術が出来たと言われていました。実際は分かりませんが、今で置いて充電ができる技術が将来そのようなことが起きます。これは、多くの家電製品がコンセントを必要としなくなります。その場所に家電があったり、大型家電の設置場所にその技術があればどこでも設置ができるようになります。特に携帯電話とEVがその影響があると思います。EVは移動する手段ですが、その充電がある区間で充電ができれば、充電設備を自宅で保有する必要がありません。
②これから起きること
良いこと
エネルギー問題が解消される可能性があります。SFの世界でありましたが、地球の周辺に太陽光パネルを宇宙空間に浮かして発電し、地球上の全ての電気を発電できればエネルギー問題が解決できます。大事なことは企業ではなく国連などの公共的な国際組織が担当し無料で提供できるようにすれば利権にならなくします。発展途上国でも無料で電気が提供されると人類の生活が豊かになり貧困から起きる争いが減っていきます。このことによって世界の秩序は新たな方向に行きます。今起きている化石燃料を中心とした発電の減少と温暖化対策の推進です。
悪いこと
この技術をめぐって多くの国家や企業が暗躍していきます。今の技術が中心となります。企業はこの技術を将来はM＆Aなどで販売するか特許を取得して利益を得るのか。争奪戦になるかは疑問ですが、多くの国家が動いていくでしょう。同じような技術を奪い合うことが起きるでしょう。それは、戦争ではなく企業間の争いです。もし、この技術が世界の平和のために使われればその企業はノーベル平和賞を受賞できると思います。ですが、実際はそのようにはならないでしょう。逆に開発を妨害する動きも出てきます。それは産油国です。原油の価値が無くなるからです。産油国の立場に変化が起きてば中東情勢は新たな局面を迎えます。世界で多くの紛争が起きる可能性があります。
何ができるのか
我々の生活がすぐに変化が起きる可能性は低いです。数十年後の話です。ですが、歴史が物語っている様にその時の事象を知っていれば準備が出来ます。経済的に大きなことが起きる可能性はあります。ただ、悲観的なことを考えてもあまり良い対策ではありません。準備はそれぞれ段階があります。すぐ起きることはその対策が必要です。将来起きることは時間をかけて準備します。例えば、老後の対策など。起きる可能性が低いことは、頭の片隅に置いておきます。そして、想定していれば行動は早く出来ます。問題は対岸の火事だと思い、何もしないことです。一度、しっかり考えていくことが大事になります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらご家族やご友人に紹介してください。宜しくお願い致します。それでは、また明日。
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