壁が好きなマスコミに騙されない

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

105万や130万ではない1億円です

所得が1億円を超えると税金が下がるので、不公平が生じていると日本経済新聞に記事が出ています。この記事に『?』が付きました。4000万円までは、累進課税で所得税が45%、地方税が10%になります。4000万円以上は税率は変わりません。記事の内容によると5000〜1億までの税負担は26.3%なのが、1億円を超えると税率が17.2%になります。

この部分を切り抜いて超富裕は、税負担が軽いと思っている政府関係者がいます。

『⁇』

4000万円の収入があると55%税金で引かれます。2200万円です。差し引き1800万円になります。可処分所得が1800万円です。このレベルの収入の人は、収入の一部を株式から得られる様に変えていきます。

例えば、会社の株を保有して配当金を得ます。この配当金の税率は20.315%です。仮に2000万円を給与で、残りの2000万円を配当金で得れば税金はこの様に変わります。

2000万円の税金は所得税520万円、地方税が200万円で720万円差し引くと1280万円になります。2000万円の配当の税金は406.3万円になります。合わせると926.3万円になります。その差は873.7万円になります。

この例は極端ですが、ある程度所得が増えた人は配当金からの収入を得る事を考えます。

配当金で2000万円を得るには

高配当株と言われている銘柄の配当金の割合ですが、5%前後と言われています。4億円の株式を保有している事になります。これだけの資産を相続以外で手に入れている人は、タレントやスポーツ選手以外では起業家になります。稼いだお金が税金で減っていく事に抵抗感があります。合法的に節税をしていきます。

『壁の問題』の問題点

制度上の問題である一定の収入を超えると損をする考えが、目先のことしか考えられていないのです。パートの収入についてもいくら稼ぐと損になるという考え方は、年金生活になると大きな差になります。

正社員で働くまでではなくても、ある程度の所得があれば、国民年金だけの主婦に厚生年金を受ける事が出来ます。お金が無くても生活は出来ますが、現役の時と生活が変わると寂しく感じる人は多いのです。

もう一つの問題は、経済の衰退

経済の60%は個人消費です。資産形成をしていく過程では、固定費の見直しを中心に無駄な支出を抑える様になります。この状態に慣れてしまうと、消費をする事が出来なくなります。お金を使う事が不慣れになります。そのために、ある一定の所得になれば使う練習をしていきます。

その多くは『体験』です。一流の飲食店での食事や旅行などは、お金以上の価値があります。その様な消費をする事で人生が豊かに変わっていきます。一流を知る事は世界を知る事と同じになります。人生観も変わり、人脈も増えていきます。

本物の一流は、人に優しいのです。監督も音楽の世界で多くの一流の人と接してきましたが、変な人はほとんどいませんでした。ですが、仕事は別です。厳しい一面が無いと成り立たないのです。だから一流でいられるのです。

もし、資産を作り人生を豊かにしようと思えば、必ず通る道です。常にその場所にいる必要はありません。たまに思い出す為に行けば良いのです。

壁に踊らせれるのか

多くの人は、人と比較をして損をしたり得をしたりする事が気になります。これは、ある種マスコミが作っています。目先の金額を提示して、これ以上働くと損になると思わせています。ですが、冷静に考えて本当にそうなのか。考える必要があります。

人生は長いのでしっかり考えて、楽しい人生を送りましょう。

それでは、また明日。

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