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『型』とは
高校時代に同級生に数学を教えていた時の話です。代数や幾何学など難しい科目が多かったと思います。勉強が出来ない人の特徴の多くはどこかで躓いていると思っていました。ただ、教えていくとそうでない事に気が付きます。それは理屈を言って正解を出さないという事です。これは、数学に限った話ではなく生きていくと何度も直面します。年齢を重ねると問題の難易度が難しくなります。それは、人生を重ねていることで想いが強くなり、頑固になります。先ほどの数学も同じです。問題が解けない人の多くはAという公式を使う理由を聞いてきます。問題は聞いて理解できるなら良いですが、理解出来ないと解こうとしません。ここに大きな問題があります。高校の定期試験の数学は点数をとりやすい教科です。答えが出る科目です。解き方もほとんど決まっています。ですから、点数を取る事を考えると理屈を理解するよりも解き方を理解したほうが早いです。特に赤点ギリギリなら尚更です。
これは高校時代の部活のルールも同じことが言えます
多くの人は、そのルールが良いとか悪いとか議論になります。その想いは理解できますが、問題はそのルールが出来た理由を理解することではないのです。話をしている過程が大事でディスカッションする事で多くの人の意見を理解する事です。そのルールを急に変えることは出来ません。ルールを変える方法も知らないのです。問題があれば全員でミーティングをします。上級生になれば後輩が頼ってきます。それは自分が後輩だった時と同じです。監督がいた時の部活は全ての人と同じように接するように言われました。理由は簡単です。吹奏楽部だったので演奏している人の事を理解することが演奏に良い影響があります。そして、好き嫌いはありません。良い演奏をするためにその感情は不要なのです。
スピリチュアル的な
お互いの想いが通じていれば相乗効果が起きます。当然、吹き方や癖その日の体調など人は毎日違います。当たり前のことですが、高校生でも同じです。先ほどの数学の話も高校の部活の話も実は最初は型にはまることが大事になります。そして、そのあとは自分の考えで進んでいきます。問題は型を知らないで我流で行ける人は良いですが、その様な人はごく一部です。今の世の中は多くの情報があるので、その中から選ぶことも可能です。ですが、選ぶ基準がなければ自分に合ったものを選べません。最初は『型』を学ぶ事が早道になります。その『型』を理解できれば『型』変えていけば良いのです。自分の『型』を作ればアップデートをして行くだけです。
まとめ
『型』にはならない人の多くは、目的と手段が違っています。数学の勉強なら試験で点数を取る事が目的です。試験で点数を取るには、数学の極意を知る必要もありません。解き方だけで良いのです。その目的を間違えると極意を知りたがるのです。極意は簡単に得られません。理由は簡単です。数学は証明をする学問なのです。大学で数学を専攻してましたが、卒論はありませんでした。論文は証明になります。証明が書くには大学4年間では難しいのです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらご家族やご友人に紹介をお願い致します。それでは、また明日。
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