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2025年は年金改革の年です。ですが、非常に分かりにくい制度になっています。ですが、年金制度は老後の資金計画の柱の一つになっています。
払っている保険ともらう年金の名称がわかりにくい
年金制度が分かりにくい原因の一つに全ての国民が払っている国民年金とサラリーマンが加入している厚生年金ですが、年金を受給する時に名称が変わります。
国民年金は老齢基礎年金に、厚生年金は、老齢厚生年金になります。国民年金がなぜ老齢基礎年金という名称になったか理由は、分かりませんが老齢国民年金にすれば分かりやすいと思います。
国民年金は、月に16980円になります。この金額は、少しずつ値上がりしています。値上がりの理由は、保険料だけでは年金を払う事が出来ないからです。実際に足りない分は、税金から補填しています。これは、国民年金の話になります。
厚生年金は、働いている企業と従業員で折半して保険料を払う仕組みです。標準報酬月額から年金額が決まります。厚生年金は、長く働く事と年収が多い人の方が年金額が増える仕組みになります。勤めている会社で、長く働けるなら厚生年金が増える可能性が高くなります。
年金定期便を確認する
生まれた月に年金定期便が届きます。その内容を確認して将来支給される年金を確認します。もしくはマイナポータブルでも確認出来ます。
確認する理由は、年金が老後の資金計画の柱の一つになるからです。月に15万円の年金があるなら、足りない分を補填する金額が見えてきます。生活費が20万円なら5万円になります。25万円なら10万円になります。重要なことは、足りない分を何で補填するか計画が立てられるという事です。
資産形成をして3000万円の金融資産が出来て、4%なら年間120万円入金されます。月に10万円です。不労所得です。
この様な計算ができる様になります。
もし、年金制度が無いと
全ての老後資金を用意する必要があります。月に20万円必要なら金融資産で6000万円が必要になります。この金額は、準富裕層と言われる人と同じ資産額です。40年間で期待リターンが5%で資産を作るには毎月4万円を投資する必要になります。
若い時にこの金額を投資出来れば、明るい老後が見えるかもしれません。多くの人は、難しいと思います。その理由は、収支のコントロールが出来ないからです。収入が多くても少なくても、資産形成は出来ます。節約を上手くして、支出の優先順位をつければ良いのです。言葉では、簡単ですが行動するのは難しいと思います。
それだけの覚悟の様な物が必要になります
年金制度を理解して老後資金の柱にする方が難易度は低くなります。
それでは、また明日。
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