円高になっても

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています（プロモーションを含みます）。

1ドル＝151円に

最近円高が急激に進んでいます。数日前まで160円だったものが151円まで円が上がっています。円高になるとさまざまなことが起きます。

輸出企業の収益が悪化していく

日本の多くの輸出企業はこの数年は円安によって収益を上げていました。仕事をするよりも為替で利益が出ていたのです。10円も円が上がれば収益は数億円単位で利益が減っていきます。本来は利益が上がっている時に新しい事業をしたり、資本を集中したりしますが、その進化がこれからわかります。トヨタでさえ為替で利益を上げていました。それは2008年のリーマンショックの時です。当時で２兆円の利益が出る予定だったのが、リーマンショックによって急激な円高になり収益が悪化して、数億円の赤字になりました。

投資信託も目減りしていく

NISA制度が拡充して多くの人がオルカンやS＆P500連動の投資信託で積立投資をしている人は沢山います。監督のそうです。今日の朝、投資をしている投資信託の成績を確認すると利益が6万円ほど減っていました。アメリカの株式と円高の影響です。

ここで思い出すこと

NISAで投資信託を購入している理由はなんでしょうか。それは、お金を増やしたいからです。しかもリスクを限りなく低い投資方法で。老後の資金や何か大きなものを購入したりと人によって理由は違います。単純にお金を増やしたいからです。

何をするべきか

この時に必ず出てくる話があります。『損』をする前に売却をしてはダメですか？この手の質問はネット上に多く出てきます。投資の手法を理解している人は決して言わないワードです。

解決策は

長期投資をしているので、答えは『そのまま』です。自分が決めたルール通りに投資をして行きます。毎月5万円投資するならそのまま投資をして行きます。もし、辞める時があるならそれは投資をしているほど資金的に逼迫している時です。生活費がないのに投資をしている場合ではありません。そうでないなら『そのまま』投資を続けます。

理由は簡単です。長期投資をしているので、数年で辞売却しては投資の意味はありません。長期間とは15年以上の期間です。NISAは始まっても7年ほどです。最初から投資をしても15年には足りません。

長期間投資をして、資産が増えていく様子を見ていくのも楽しみです。資産は直線で上がっては行きません、増えたり減ったりしながら資産は増えて行きます。

円高でも、円安でも同じ事を繰り返して、資産をじっくり増やして行きましょう。

今日のおすす目めの本は、『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』（中桐啓貴著）です。長期投資には投資信託が最適解で再現性が高い投資方法ですが、投資なので増えたり減ったりして行きます。これが投資の現実ですが、ここを耐えられると次の山が出来ます。

それでは、また明日。