円安は止まらない

日本の部屋

こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新しています。

昨年と同じ

為替相場が1ドル=150円になった瞬間に147円まで上がりました。多分、日銀による介入があったと思いますが、監督は日銀関係者ではないので分かりません。この円安基調は昨年の2月頃から円安になっています。理由はロシアによるウクライナ侵攻です。そして、一年半以上が経ちますが西側諸国から見ると事態は良くなっていません。一時期130円台まで上がりましたが、150円近辺まで下がっています。

円安の理由

為替相場は基本的に二カ国間の経済状況によって変化します。経済が良い国は金利が上がっていきます。アメリカ合衆国は好景気でインフレになっている為数回も金利を上げています。この金利の上昇が円安(ドル高)の原因です。そして、このブログでも数回説明していますが、アメリカはウクライナ信仰の後、景気が良い国です。そして、日本は失われた30年のツケを今も払っています。その中で原油高と円安です。数ヶ月間賃金の上昇と物価の上昇では物価の上昇が勝っています。ですから多くの日本国民は給料が上がっても実感がありません。監督が見る日本の景気の悪い原因は単純に需要不足です。細かい部分ではもっと沢山理由はありますが、大きな理由は需要不足です。政府や日銀が出すマクロとしての数字は受給ギャップが解消に近づいています。それは大企業目線です。以前紹介しました日本のマンションの販売個数と販売価格の推移。そして、大手のマンション販売会社の業績を調べました。2019年から販売個数は減少、一個当たりの価格は1割以上上昇。そして、大手のマンション販売会社の業績は一社を除いて増収、増益になっています。大企業は利益の構造を変えています。一個当たりの利益を増やすようにしています。ですが、中小企業の多くは個数(時間)✖️単価の仕事がメインです。ですから、中小企業の業績は良くなりません。

コロナ時の借入

もう一つ大きな問題があります。それは、コロナ時に政府が企業に貸した資金を返す時期にあっています。今年に入り半年で4000件以上の企業が倒産しています。

https://kantokualexder.com/倒産件数4000件/

今も倒産件数は増えています。多くの中小企業は経営に苦しんでいます。その理由は変わっていません。資源高と円安そして需要の減少です。円安は日本だけでは改善されませんが、景気が良くなれば円高になっていきます。資源高もロシアとウクライナの問題です。日本が軍事介入できるなら終焉できる可能性もありますが、これも出来ません。できるのは、景気を良くする事だけです。景気が良くなれば円安も止まる可能性が高くなります。そのために需要を作る必要があります。このことを考えて多くの人が仕事を作れば日本は景気が良くなります。あとは政府がしっかり対策をすれば良いだけです。

政府の政策に期待していきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介をお願いします。宜しくお願い致します。それでは、また明日。

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