働き方改革がもたらすもの

お金の部屋

こんにちは。監督です。『お金』について発信しています。方法がわかれば『お金』は増えていきます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。お仕事の依頼がありましたらDMでお願い致します。

2024年4月から

働き方改革で運送業や建設業などの業種で残業時間の規制が始まります。日本の給料体系は、基本給と残業代などの手当で成り立っています。多くの労働者は残業をすることで収入を上げていました。企業側の意見は基本給を抑えて、不確実な残業代を増やすことでモチベーションを保つようにしています。機械化をすることで短い時間で同じ生産が出来るなら残業代を込みの給与を払うことも可能になります。ですが、実際は違います。残業代は終業時間外に仕事をしているので、残業をしないと残業代は発生しません。本来、残業は会社側が従業員に相談をして行います。従業員が勝手に残業をすることはありません。ですが、慣れてくると残業が当たり前の働き方になります。この現象が、残業代込みの収入がベースになります。この状況が長く続いており本来の基本給と残業代などの手当のバランスがおかしくなります。企業側は景気が悪くなれば、基本給だけ払えば良いという事になります。

従業員側の事情

従業員も基本給と残業代などを合わせて給料と認識していますが、基本給が上がらないかわりに残業代を上げて対応していました。会社の収益が上がっていおり本来はベースアップをすれば良いのです。従業員は、総額の給料に興味がないので実際に上がれば最初は良かったです。可処分所得だけが注目していました。給料が右肩上がりなら良いです。ですが、バブル崩壊後は、全ての前提が壊れていきます。この時に本来はお金の知識が必要になりますが、残念ながらこの時に金融リテラシーが高ければ今の状況は起きません。残業時間で収入を調整するような社会にはなりません。本来は全体で利益を上げてその一部を分けていけば時間内に仕事が終われば問題がなくなります。残業時間をあてにする必要がなくなる給与体系を変える必要がありました。

残業をあてにしないために

本来は、残業をあてにしない働き方が大事になります。会社も給与自体を変える必要がありますが、長く勤めている人の給与を変えるのは大変になります。会社の本音は現社員のベースアップをしないで、新入社員の初任給を上げる事を選択している企業もあります。その反対に全体の給与を見直ししている企業もあります。ですが、多くの従業員や企業は同じ給与体系になっています。問題の本質がここになります。政府は基本給を上げるように企業に迫っていますが、出来る企業が良いですが、多くの中小企業はこの様なことが出来ません。従業員も勉強をする必要があります。

企業も変化していく

企業側も投資をして、従業員の仕事が変わっていきます。機械をして、人手不足を解消していきます。これが、多くの企業が考えている事です。もし、全ての仕事が機械化が出来れば働く時間は減っていきます。もし、その様になれば従業員は何をするのか。会社に対して、利益を上げる事が従業員の役割です。基本的に従業員は時間を会社に売っていますが、ある時期から従業員は時間ではなく自分のスキルを売っています。このスキルを会社に貢献することで、会社は利益を上げていきます。リスクがあることは、会社が判断します。

会社も従業員も変化する時

世界は大きく変化しています。この変化に対応するには、こちらも変化していく必要があります。ただ、流れに任せると自分を見失うので今の時代は自分が大事になります。周囲の情報に惑わされないように。

今日の本は、『金持ち父さん、貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著)です。金持ち父さんがしていること、貧乏父さんがしていることがわかると見えてくるものがあります。

それでは、また明日。

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