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50代の早期退職
先日の日経新聞の記事に『塩野義製薬が50代の社員を早期退職を募集 200人』と出ていました。50代以上の社員を早期退職して新入社員や若手社員へ人件費を当てる狙いがあると記事には書いていました。
企業も生き物
当たり前ですが、企業を構成しているのは人間です。だから、時間が経つと人間は歳をとります。企業の意思決定や考え方、行動力は落ちていきます。そのことを理解して、仕事をしている人はどれほどいるでしょう。監督も50代です。昔よりも行動力は鈍いと思います。記憶力は落ちています。ただ、頭の中をすっきり出来る努力はしています。例えば、脳に刺激を与えることとリラックスすることを取り入れます。本を読んだり、山に行ったり、睡眠時間を規則正しくします。体調が不安定になれば、若くてもパフォーマンスは落ちていきます。それが中高年なら尚更です。自分がするよりも若い社員がした方が良いことはお願いします。そして、経験を積んでもらうようにします。
50代はお荷物か
先ほどの塩野義製薬の記事で50代以上が対象になっていますが、これからの人件費を考えると削減しやすいのが50代だという事です。悲しい現実です。ですがこれをチャンスと見れます。ただ、早期退職は、自己都合になる為失業保険の支給が3ヶ月から半年ほど先になります。その代わりに会社によっては、再就職先も斡旋してくれる様です。退職金が十分なものならその資金でスモールビジネスを始めることも出来ます。製薬会社での知識を活かせる場面はあります。フルタイムでなくても生活費の足しになるような働き方は存在します。似た様な制度で希望退職があります。これは会社都合となるので失業保険は7日後から支給されます。似た様な制度なので注意が必要です。
会社とは何か
多くのサラリーマンが今漠然と働いていると思います。会社によっては生き残りをかけた戦略変更をしています。その事実を知らないで、普通に会社に来ているサラリーマンはこれからどうやって仕事をするでしょうか。自分の会社の業績と収入を比べてどうなのか。会社に大きな穴が空いていないか。気にする必要があります。
もしかすると
塩野義製薬の記事は警告かもしれません。50代の社員がお荷物だからリストラしますというならその会社は50代になったら社員に支払う給料がないことを意味します。その様な会社に勤めることが自分の人生にとって最適解か自分の胸に問う機会かもしれません。会社から給料を得て資産を作るのも、収入が良いところに転職するのも同じです。自分にあった人生を選びましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介して下さい。宜しくお願い致します。それでは、また明日。
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