こんにちは。監督です。『お金』について発信しています。方法がわかれば『お金』は増えていきます。毎日朝7時に更新しています（プロモーションを含みます）。お仕事の依頼がありましたらDMでお願い致します。
何かをすれば大丈夫
学生の頃に、有名大学に合格して一流企業に就職して定年まで働けば老後は安泰だと言われていた時期があります。これは、経済が右肩上がりの時の話で今は前提が違っています。先日の新聞の記事に正社員の数が増えていないと出ていました。人々が安定を求めているなら正社員になる人が増えますが、実際はそうではないようです。その理由も人それぞれです。統計的な傾向はありますが、個別のケースは違います。
実は幻想である事実
先ほどの「有名大学に〜」の事は、30年以上前に言われていた事です。もしかすると、この通りの人生を歩んでいる人もいる可能性があります。そうでない人もいます。人生の中で結婚などの大きなイベントや軌道修正するとしばらくは忙しく大変な状態になります。その生活に慣れていかないからです。収入に関する事も同じです。転職すると新しい職場に慣れる必要があります。独立すれば最初の決算が終わるまで大変になります。人によっては数年間もしくは一生落ち着かない可能性もあります。ここで、大事な事は今の生活が一生続く保証はないという事です。病気や怪我をする人もいます。会社が倒産する可能性もあります。考えると目に見えないリスクが身の周りに存在します。
リスクに備える事とは
このように自分の身の回りは不確かな事が実は多く存在します。この不確かなリスクに対して全て対応する事は出来ません。ですが、想像し準備をする事は出来ます。お金の対策ならリスク商品と現金の比率を考えます。生活費の半年から1年の現金を用意します。使えば、補充していきます。もし、収入が無くなっても半年から1年は生きていけます。
リスク資産の位置付けを明確にする
リスク資産の目的が明確であれば、対策が打てます。リスク資産が、紙屑にならなければ換金する事も値上がりする可能性もあります。老後の資金ならリスク資産も比較的安全な商品に投資します。ある程度投資が出来れば、分散していきます。債券などです。そして、資産形成は長時間かけて行います。これは自身の金融リテラシーを上げる事に役立ちます。
自分を守るツールを増やしていく
何もない草原に狩の道具や移動手段がないと、野生動物の餌になる可能性があります。現代社会の武器や移動手段は、『お金』になります。全てを解決は出来ませんが大抵のことは、何とかなります。
このようにして守りを固めていきます。誰かが作った物に守られていると予想外の時に自分を守る事が出来なくなります。それは、対策を考えられないからです。自分で考えたなら対応が出来ますが、そうでないと対応に遅れが生じます。この遅れが大きな損を生む可能性があります。そして、人に守られているとその人次第になります。これは、日本の社会保障制度もそうです。非常に良く出来た制度ですが、理解していない人が多い事も事実です。誤解をしている人も事実です。例えば、年金制度。年金が破綻するから国民年金を払う必要がないと言われる人がいます。実際には、そうはなりません。そして長生きすれば非常にお得な制度です。ですが、年金に頼り切る前に自分で収入を増やしていく事も考える必要があります。そうすれば、『もしもの事が起きても』安心して生きていけます。この様な感度はこれから大事になります。敏感な人は危機を避けています。そうでない人は巻き込まれてしまいます。
今日の本は『知らないと損をする年金の真実』(大江英樹著）です。年金制度について説明しています。年金制度がわからない人は一度読んでも良い本です。
それでは、また明日。
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