中高年の為替相場から考える資産投資

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こんにちは。監督です。

金融リテラシーの向上にできる情報を発信していきます。毎日朝7時に更新していきます。

今日のテーマは為替から考える資産投資です。

FXを検討されている中高年へ

中高年の方が資産を形成をするためにFXを検討されている方もおられると思います。この時に重要なものは為替相場です。先月の中旬に為替が円安から円高に急激に変わりました。消費者物価指数が予想よりも引きかったため金利の上昇が鈍化する予想が出て、ドルが円に対して、下がっていきました。このように相場を予想することは難しいです。

リスクを減らす方法

では、どのようにするのが良いかですが、定期的に購入するしかないです。長期に保有をすれば評価が上がったり下がったりするので、平均化していきます。この平均よりも評価が上がれば利益が出ます。評価が下がると損失が出ます。多くの資金を使えば平均よりも下がることは考えられますが、思うようにはいかないのが相場です。今の価格よりも上がると思えば今は売りになりますが、下がると思えば買いになります。それは今の時点の話で、1週間後、もしくは半月後の相場を当てることはできないです。長期に保有することが前提であれば、先ほどの購入しかなくなります。

この方法のメリットは、平均化していくのである程度の時期が来れば売買で利益が出ることが可能です。デメリットは株や投資信託のように配当などのインカムゲインがないことです。

ポートフォリオの一部に入れることは良いと思いますが、それほど資産が多くない中高年にとってはFXで一攫千金を狙う方も多いと思いますが、これはリスクの許容範囲内なら良いですが、かなりリスクは高い方法です。それなら、比較的安定している投資信託を定期的に購入している方が資産は増えていきます。時間をかけていけば結果が出てくるので、資産が増えたりしてからの方が良いと思います。

投資から収入が欲しいなら

もし、インカムゲインが欲しいなら、投資信託の配当金を年に一回取り崩していくことも良いと思います。基本は再投資をしていますが、配当金は取り崩していくことも可能です。

老後の資金としての準備なら、1000万円からになると年間40万円を取り崩しても総資産は減っていきません。もし、急に必要な場合はこの資金から取り崩しても良いと思います。

資産を作るには根気と時間が大事

基本的に2国間の経済状況が関係します。アメリカよりも日本が良くなる、もしくはアメリカが日本よりも悪くなると投資家が思えば円はドルに対して高くなっていきます。結果を見ればその状況はわかりますが、事前にはわかりません。そして、投資家には多くの資金を使っています。その資金で相場が動くきっかけを作ることもあります。そうなると中高年で資金が多くない人にはすぐ飲まれてしまいます。このことを理解してFXをするなら良いと思います。運が良ければひと財産を築ける人もいます。ほとんどの人はその途中で断念します。やり切るだけの気力が必要になります。成功する人は何があってもやめません。方向は変えても止めることはしません。その強い意志が必要になります。投資信託もそのような時がきますが、強い意志の度合いが全く違います。理由は投資信託は1日の変化だけです。FXは常に変化していきます。決めた時間に画面をもながら売り買いをしていきます。その一瞬で損益が決まります。これは、普通の人では耐えられないと思います。一つ間違えれば財産は無くなります。投資信託もその可能性は0ではないですが、時間軸が1日単位なので判断する時間があります。この1日が良いと思います。

中高年で資産形成が初めてや日が浅い方などは時間をかけて資産を作っていきましょう。焦ると良い結果にはなりません。

それでは、また明日。

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