こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信しています。毎日朝7時に更新しています。
投資をしている人で今一番興味がある情報は新型のNISA制度だと思います。ですが、投資をしていない人も実はこれからの資産形成に非常に役に立ちます。なぜ、多くの人にとって良い制度なのかそして、注意する点は何か紹介していきます。
制度の概要
2024年からNISA制度が変わります。まず、現行の制度はこのようになります。
NISA：年間120万円まで投資した収益が非課税になります。期間は5年間で最大600万円までです。
積立NISA：年間40万円まで投資ができ収益が非課税になります。期間は20年間で最大800万円まで投資が可能です。
ジュニアNISA：18歳未満までで投資した収益が非課税になるNISA制度です。廃止になる予定です。
この制度がこのように変更になります。
年間の投資額が最大360万円になります。120万円までは現行の積立NISAと同じで積立枠、240万円は成長投資枠となります。ただし、成長投資枠は積立枠としても活用が出来ます。最大1800万円（成長投資枠1200万円）まで投資が出来ます。期間は無期限です。
運用方法
現状の積立NISAは月33333円の投資額になりますが、最大30万円まで投資ができます。ですが、この金額を投資ができる人はそれほど多くないです。中高年で現実的な投資金額は5万円から10万円だと思います。これは節約などで捻出が出来る金額です。仮に毎月5万円を期間15年間投資すると5％の期待リターンで計算するとこのようになります。1336万円になります。投資金額は900万円になります。436万円が非課税になります。本来は20％の税金（87万円）がかかります。もし、10万円を投資に回せるとこのようになります。2672万円に、元本は1800万円です。利益が872万円で税金が174万円になります。この金額が全て非課税になります。
年金の足りない分を補填する
中高年で老後の資金に心配があれば、足りない分をこのように作ることができます。そして、取り崩しには4％ルールを活用します。これは投資している金額の4％を取り崩します。これは金額かパーセントかどちらを決めます。仮に1000万円であれば毎年40万円を取り崩すか元本の4％を取り崩します。このルールを使うと元本は減っていくことはありません。驚くことに95％以上の確率で増えていきます。年金の一部として活用することも可能になります。そして、3000万円以下なら相続税の対象にもなりません。このように活用が、出来る事が多いです。
いつから始めるか
新しい制度が出来るので始める時期もその時にすれば良いと考える方も多いと思います。すぐ始めるのがススメです。理由は、投資のポイントは時間です。時間をうまく活用することが大事になります。現行制度でも十分資産形成に役立ちます。
投資方法のポイントは手数料です。
株式投資をすると大事なことは手数料です。5％のリターンがあっても手数料が4％もあれば残りは1％になります。これでは増やした資産を手数料のために使っていることになります。ネット証券なら手数料が少ない商品が多いです。そして、個別株よりも長期投資に向いているのは投資信託です。優良な商品は多くありません。厳選した商品を選んで後は毎月決まったように投資をすることが大事になります。その後は、資産が増えていく様子を見ていきましょう。そして、増えていく資産を守ることを考えます。
甘い言葉には用心
資産が増えてくると、すぐに増える投資先があるとか、必ず値上がりするものがあるなど甘い言葉をかけてくる宣伝が増えていきます。最近ではFX投資で破綻した会社がありましたが、FXの特性を知っていれば良いですが、そうでないなら投資方法としては上級者向けです。税金も注意が必要です。今回の制度が神改革ならその逆も起きます。簡単な予想は投資からできた収益の税率の変更です。20％⇨30％などです。あまり表立って出ませんが社会保障費は値上がりしています。このように知らない所で負担が増えています。ふるさと納税や医療費控除など制度の活用をしましょう。究極は個人事業主になり、副業で事業をすることで多くの節税が出来ます。
若い人の効果はもっとあります。
20代の人の投資効果はもっとあります。25歳から毎月2万円で65歳まで積立枠を活用して投資をするとこのようになります。期待リターンは5％で計算します。3052万円になります。元本は960万円になります。この金額をベースにして老後の生活設計をすることも可能です。毎月2万円は月給が20万円ならその10％です。このルールを守れば3000万円以上の資産が手に入ります。そして、4％を毎年取り崩すと毎年120万円になります。毎月10万円になります。
1800万円を使うと5000万円以上の小金持ちになります。これが、今回の新型NISA制度の効果です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』やコメントをお願いします。それでは、また明日。
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