こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成と老後の資金について情報を発信をしていきます。毎日朝7時に更新をしていきます。
今日のテーマは繰上げ返済です。
中高年向けですが、若い方にも関係するテーマだと思います。人生の3代支出のうちの一つで、資産形成にはとても大事です。今まで資産形成をするには家を持つことは大きな障害となっていると考えられています。ですが、一定の人が建売にしても、注文にしても住宅を購入します。不動産会社もハウスメーカーも仕事として販売します。多くの情報誌には、住宅展示場はコストが高くその分住宅価格に乗っけていると。これが、住宅が高い原因になっていると言われています。不動産会社やハウスメーカーが販売する建売もそうです。そこで働いている人の給料はその利益から出るという事実です。そのように主張する人は住宅を個人に販売する業界がなくなれば良いと思うのでしょうか。答えは違います。購入する側が住宅を購入することをしっかり理解をして購入するということです。
繰上げ返済はする必要はない
監督の考えは『繰上げ返済を必ずする必要はない』と言う事です。理由は人によって事情が違うからです。それを全ての人が繰上げ返済をした方が良いと薦めるのはおかしい事です。どのように考えれば良いでしょうか。住宅ローンは長期に返済をしているので、ある期間は返済よりも大事な重要なことがあります。基本は借りている期間を普通に返済をすることだとです。理由はその返済計画で借入をしているからです。では、繰上げ返済をなぜ薦めるのでしょうか。理由は以前は金利が今よりも高く繰上げ返済をした方が金利を含めた総支払額が減っていく効果が大きくなります。ですが、今は低金利の時代です。繰上げ返済をしても効果が薄くなります。金利が上昇しある水準を越えれば検討の余地があります。ある水準とは例えば、投資信託の期待リターン(3〜7%)を超えるときなどです。繰上げ返済をするなら、通常の収入以外で臨時収入があればその資金を使います。
なぜか
住宅ローンも生活費の一部になるからです。これは賃貸も基本的に同じです。支払いがローンなのか賃料なのか。収入から払うことは同じです。ここでも基本は同じです。収支のバランスをコントロールする必要があります。コントロールができなくなると、家計は破綻しはじめます。家計には多くの項目があると思いますが、シンプルに考えると大きく分けると必要な支出とそうでない支出に分けられます。その中から資産を作るように変えていくことです。支払いに名前をつけて区別するとおかしくなります。返済は金融機関と決まったルールがあります。ただ、それだけです。区別をしないでシンプルに考えた方が問題がわかります。
注意点
住宅を購入するときに大事なことがあります。それは税金です。毎年、固定資産税がかかります。購入時にも都市計画税や不動取得税など多くの税金がかかります。この分も含めて返済ができるか考えましょう。
老後破綻はするのか
ネットの記事で、住宅ローンが支払いが出来なく老後破綻するものを見ます。実際そうなのかはわかりませんが、可能性はあります。ただ、普通に考えればその前に手を打つはずです。自分の収支を理解しないで生活すれば、家計は破綻します。そのような人は記事やネットすら見ないでしょう。老後以降のローンが払えなくなります。定年退職という制度はサラリーマンにとって非常に需要な雇用制度です。その年齢が来たときに職がなくなります。これは収入がなくなることを意味します。減った収入を夫婦2人で60歳前後から働いて返済できるでしょうか。できる人もいますが、リスクが非常に高くなります。そのリスクは健康です。健康を気にしている人の多くは家計にも気を配ります。理由は簡単です。健康で生活をする条件に収入の安定があることを理解しているからです。逆に収入が安定しない人は健康のことを考える余裕がありません。ですが、40代から50代の中高年は改善するチャンスがあります。自分がいつまで仕事をするのか。65歳なのか、70歳なのかある程度決めるべきです。そして、そのプランに乗って資産形成や家計を見直しが必要になります。その中で繰上げ返済が効果的ならすれば良いと思います。効果がなければする必要はありません。
監督の場合
退職金の一部を返済にすることを検討しています。ボーナス払い分を先に返済する方法です。そうすれば、月の支払いで生活が出来ます。全て、返済するかもしくは賃貸、売却のどれかをします。そうするとライフプランは変わっていきます。多くの選択肢が考えられます。想定すれば事前に心の準備ができます。
最後に
なぜ繰上げ返済を勧めるのか。金融機関の事情もあります。返済を早くすると金融機関もリスクが減りますが、もし破綻すれば金融機関は担保を取っているので基本的には損はしません。繰上げ返済をすれば金融機関に資金が集まります。手数料の入ります。基本的に金融機関は利益が出るようになっています。それを承知で借入をするので、しっかり理解しましょう。これから住宅を購入を考えている人も参考にしてください。
それでは、また明日。
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