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日本から離れた国
イスラエルがガザ地区への地上戦の準備を進めています。ロシアによるウクライナ侵攻に続き、イスラエルでも戦争状態になる可能性が出てきます。皮肉な事に今回のハマスの攻撃がイスラエルを一枚岩にしています。世界の多くの指導者はこの複雑な問題に向き合わなかったツケを将来払う可能性があります。イスラエル建国の悲願は2000年以上前に遡ります。歴史上最も迫害を受けた民族の一つであるユダヤ人。パレスチナ人も自分達が住んでいた地域に侵攻して来たユダヤ人に対して心を開くとは思えません。そして、三つの宗教の聖地があるエルサレム。ここをどこかの国が治める事が難しいのです。日本から遠く離れているので関係がないと思っていると大きな間違いです。とても関係が深い地域で世界にとっても大きな問題となっています。
イスラエルの周辺には産油国があり、近年は関係改善がされているが今回のハマスの攻撃によって白紙に戻るか、二極化していくかは誰にも予想がつかない。
アメリカ合衆国がイスラエル寄りの政策をしている関係でバランスが悪くなっている。ただ、今の世界情勢でアメリカ合衆国の影響は大きい為このイスラエル寄りの政策は続いていく。
他の民族の問題もある。特にクルド人問題が複雑になっている。
多くの問題は、20世紀初めの欧米の政策が大きく関係しています。
このようにイスラエルと周辺の国々は難しいバランスで成り立っています。
国連の役割
本来は国連が仲裁に入って問題を解決する必要がありますが、今の組織では何も出来ない事は分かっています。大きな問題は常任理事国の拒否権です。拒否権がある為に問題が解決されません。世界の国々の総意を示す事で抑止力となる様に。そして、外交手段としての戦争は意味がない様にしないと問題は解決しません。戦争を起こした国家に対して世界の代表として国連軍が介入する。戦争を起こさない様に経済的な発展をしていく事が責務となります。全ての国民が自由に生活が出来る環境を与える事が国連の責任となるように変えるべきです。
過去の過ちを繰り返さないように
地球上の多くの国家は先の戦争で多くの民間人がなくなりました。日本は300万人以上。独ソ戦争は2000万人以上の人が亡くなっています。このようなことを繰り返さない様に周辺の国家や世界の国々が衝突を避けるべく尽力してほしいです。戦争からは何も生まれません。人間が行う行為の中で最低な行動の一つです。
今、このブログを書いている時でも地上戦の準備が進んでいます。決して、遠い国の出来事ではありません。もし、地上戦が始まれば双方の被害もそうですが、その周辺の国も影響が出てきます。行動を起こした『ハマス』も『イスラエル』も甚大な被害が出る可能性があります。冷静な判断を望みます。もう一度思い出してほしいことは『戦争は経済的な繁栄は生みません。生むのは憎しみだけです。』
平和な世界を望みます。それでは、明日。
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