世代交代の難しさ

お金の部屋

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今の日本は過渡期に差し掛かっています。今までの多くの制度は悲鳴を上げており、多くの企業が後継者問題をはじめとする多くの問題に直面しています。その中で、世代交代は重要なテーマです。世代交代が数年かけて行えばその組織は次の世代も生き残りることが出来ます。問題は、そのように考えていないリーダーや経営者が多い事です。

人は誰でも歳をとる

この事実は、太陽が西から登っても変わりません。それだけ誰にでも公平に起きる事です。多くの人はあまり気にしていませんが、中高年になれば、生活習慣を変えていく必要があります。若い時の食生活を見直す必要があります。寿命はわかりませんが健康的に死を迎えたいと思う人は多いと思います。そのために40歳を過ぎたあたりから生活習慣を見直します。食生活から飲酒、運動と数多くの習慣を変えていき老後に備えて準備をしていきます。会社も組織の同じです。勢いがある会社であるためには、組織の入れかえが必要になります。その意識がない人がトップにいるとその組織はいつか廃れていきます。

どうするのか

それほど難しくはありません。年を取ったら若い人に任せるだけです。そして、間違ったことをした時に修正をします。問題があれば迷惑をかけた人に頭を下げる事です。これが年長者の役割です。実はこれができない会社や組織が多く存在します。ですから後継者問題が起きるのです。問題が起きた時はすでに遅いのです。もっと前に準備をして、多くの経験を若い人に注ぎます。それが出来れば会社を去ってもどこかの会社で働くことも企業することもできます。その時はフルタイムでなくても良いのです。給料の満額でなくても良いのです。その様な人生を歩める人は素晴らしい人だと思います。

実際にそのような人をあまり見たことはありません。

多くの会社は、後継者問題で揉めます。それは創業者と2代目だったり。兄弟だったり、配偶者だったり。会社は、経営者のものではないのです。代表権がある取締役です。個人の物ではありません。それなら個人商店で経営すれば良いのです。個人商店では、融資の限界があります。事業として大きくするなら金融機関からの支援が必要になります。仮に無借金でも、そのお金を払うには金融機関との関係が大事になります。家族を養うほどの商いなら個人商店でも十分だと思います。人は欲深い生き物で、お金が増えていくともっと増えて欲しいと思い、商いを大きくします。この欲が原動力になります。

自分の方法が最適

経営の方法も我流を通します。自分以外に頼る人がいないと良い解決策を出せません。たまに人の意識の斜め上を出すひともいます。その人は例外ですが、普通はその様なことはありません。アップデートができる人ならうまく継承が出来ますが、そうでない人はその人がいなくなるまで続きます。最終的には、法的手段を講じるようになります。そうなると、どろ沼化していきます。最悪の事態です。もし、そうなるなら早く身を引いて新たに起業を勧めます。その理由は時間です。もし、法廷で争っても多くの人に迷惑をかけます。その影響が本人にずっと続きます。自分に正義があると思っていますが、相手にも正義はあります。ですから、時間をかけることよりも次の仕事を始めることです。もし、法廷で勝ってもその後の人生は幸せに過ごせないでしょう。それは人の『欲』が原因だからです。この『欲』は人を不幸にします。『お金』は、離れていきます。自分の欲が大事で、『お金』を大事にしていないからです。

まとめ

事業継承や世代交代がしたいなら、時間をかけて準備をしていきましょう。そして、会長職や第一線から離れましょう。若い世代に任せるべきです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』やコメントをお願いします、それでは、また明日。

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