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日本は民主主義国家です
世界には、独裁国家や社会主義国家など多くの政治体制が存在します。その国の成り立ちは様々なので今の体制が良いかどうかはわかりません。日本は民主主義国家です。国民が選挙で選んだ政治家が国政を担います。政治不信は今に始まった事ではありません。
民主主義国家の中で日本だけ
多くの民主主義国家の中で日本だけが政治に関する意識が低いのです。その代表的なものが選挙です。日本の投票率は約55%です。他の国家で1位はベトナム、ラオス、シンガポールと続きます。90%以上の投票率ですが、現実的な数字は70%前後までだと思います。ちなみにアメリカは56%です。それほど高くはないのは今のアメリカの混迷を表しています。
政治に関心が低いと
今の日本は少子高齢化で高齢者の意見が反映されやすくなっています。反映されやすくなっているだけで反映されない訳ではありません。問題は政治の話が『自分の生活』と無関係だと思っている事です。今の多くの制度は政治が決めています。例えば、九州に台湾の半導体メーカーの『TSMC』が工場を建設して給与が上がったり土地や人口が増えて話題になっています。この背景には政府が外国の半導体企業を誘致している事があります。第2工場も建設する予定で補助金が1兆円以上、日本政府は拠出しています。なぜ、日本の半導体企業は援助されていないのでしょうか。新しい日本の半導体企業『ラピダス』にも補助を出しています。この企業は多くの企業が出資してできた企業です。シャープや東芝などの企業は、半導体事業から撤退しています。この背景には、日本政府が支援をしてこなかった為です。
景気も同じで、日本の景気が悪い原因の一つに『需要不足』です。コストが上がったため大企業中心に賃上げが起きていますが、これは健全ではないという事です。本来は、需要が増えていくことで仕事が増えていき給料が上がるのが本来の姿です。
政治に関心が低いため
選挙に行っても現状は変わらないと思っている人は、リスクを取らない人生を歩んでいる事と同じです。何かを変えようと思えばリスクが発生します。リスクを取らなければ現状は変わりません。変わらないと悪化していきます。その現状が今の日本です。政治家は国民を向いていないためパーティー券で収入を増やし、そして脱税をしています。なぜ、政治にお金がかかるのか。お金がかかるなら自分のお金でする必要があるでしょう。本当に必要な経費は払うべきですが、文通費で毎月100万円を支給されているので何にお金がかかるのか。この原因の多くは国民の関心が低いからです。もし、多くの国民が不満に思いその気持ちを投票として表せれば政治家も変わります。すぐに変わりませんが、時間をかければ変わります。
投票率が10%上がるだけで変わる
もし、投票率が10%上がり65%になれば政治家は変わらないと行けません。小選挙区で政党が偏りがちですが、その反面もあります。多くの政治家が選択されています。多くの人が選挙に行けば変わります。そして、政治家は選挙に行かないようにします。理由は簡単です。下政権は組織票が多いため無党派層が選挙に行くと予想がしにくくなります。この現象が政治家に緊張感を与えます。正月に地震起きてもすぐに対応をしていきます。その緊張感が大事にあります。もう少しで選挙が開催されます。その時に自分たちの未来を誰に託すか真剣に考えて投票しましょう。
それでは、また明日。
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