不動産を所有しているとお金持ちになれないか

お金の部屋

こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信しています。毎日朝7時に更新しています。

不動産を所有しているとお金持ちになれないかと言われています。

結論

その様なことはありません。特に中高年で不動産を所有して、ローンを払っている人が将来心配して、売却することは早まっています。不動産は資産形成には重荷になりますが、方法を理解していれば、十分対応は可能です。

住宅すごろく

サラリーマンで持ち家の方も多いと思います。多くの資産系の情報では、固定費を抑えることを推奨しています。その代表的な物が住宅費です。住宅費は購入時も所有時も多くの費用がかかります。賃貸の方が資産形成をしやすのです。中高年の多くは、住宅を所有しています。それは、人生の中で収入が安定すると家を所有するように教育されています。『住宅すごろく』のようなものも存在していました。これは、家を買い替えしてグレードを上げていくことです。このような情報を高度成長期には多く出ていました。

理由は

高度成長期は基本的に経済が右肩上がりです。給料も土地も上がることが基本になっています。今は、給料も土地も何もしなくても上がり続けることは難しいですが、同じようなことは出来ます。給料は複数から収入を作る。サラリーマンをしながら、副業などで収入を作る。株式投資で配当などを作るなどです。土地などの不動産は、将来売却しても売れそうな場所を探します。定年後に同じ家に住み続けるかは考える必要はあります。そのために住宅ローンを払い、借入を減らします。繰上げ返済は金利とのバランスです。金利が低いなら現金で保有するか投資でリスクをとって増やしていくことが重要になります。積立NISAで保有し売却すれば、税金はかかりません。来年からは制度が変わり恒久化されます。これによって、状況によって返済をすることが出来ます。

住宅ローンの金利(変動の場合)が1%でなら、そのまま通常通りに支払いしますが、金利が上昇するなら繰上げ返済は検討しても良いです。目安は3%前後です。これは長期投資リターンの下限になります。あとは経済状況を見て投資の割合を変更し返済を優先する方法もあります。理由は、投資している元本を減らすと増えていくスピードが遅くなります。それなら、投資を一時止めて、返済をしていく事も大事になります。元本をそのままにすれば、追加投資をしなくても複利の力で増えていきます。

不動産は足枷になるか

多くの資産本では、不動産の所有は薦めません。理由は多くの場合、資産形成の観点から資産が増えるスピードが遅くなるか、資産形成が出来なくなります。自宅が資産だと思っていたが、売却時に思ってほど値段がつかない事はしばしばあります。余程、条件が良い場所に所有することが条件です。チャンスがあれば、自宅の不動産価値を調べる必要はあります。多くの場合はローンよりも安くなると思います。ですが、返済をしていればその金額近辺では売却できます。

自分の城

住宅は基本的に所有欲を満たす物だと思います。人生の成功を自分で体現しています。『自分の城』です。この感覚は、人によって大事だと思います。中高年の多くは、真面目に働いていれば収入は安定しています。定年になる前に大きな行動を起こすよりも事前に準備をして備える方が合理的です。自分がもらえる退職金はいくらか。年金の受給額や日々の生活費はどうかなど。多くのことを調べる必要がありますが、事前にわかれば対策は出来ます。勤めている会社の雇用制度など調べ、その上で自分にとって最適な選択をする必要があります。

今の収入に副業で収入ができれば、将来の不安は減っていきます。

もし、収入が足りないなら、今から副業が出来るように行動をします。自分が興味あるものや好きなものを選び挑戦します。失敗してもやり直せば良いのです。成功するまで挑戦します。順調にいけば、起業も視野に入ります。多くのことを学ぶ事が出来ます。税金のことなどは、サラリーマン時代よりも出来る事が増えていきます。

まとめ

不動産はお金持ちの邪魔にはなりません。特に中高年で所有していれば、住宅ローンをしっかり返済します。70歳以降までローンが残るなら、定年時点で返済が完済できるように調整します。もし、残っても返済金額を減らすようにします。もし、どうにもならない時はリバースモーゲージという借り換えも出来ます。これを活用すると不動産は、完済しない時は銀行のものになります。子供いなく資産価値が少ないなら活用しても良いと思います。所有している住宅の質によって変わります。50歳前半で購入している家の多くは、品質が良いです。特に住宅メーカーで建てた人はメンテナンスをしっかりしています。資産価値が下がると住宅メーカーとしても困ります。建売は売り出し金額がハウスメーカーよりも安いのでその分返済も少なくなります。このようにそれぞれ違います。自分に合った方法を調べましょう。

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