プライマリーバランスとは

日本の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

財務省の目標か

日本政府は2025年までにプライマリーバランスの黒字化を目標に財政運営をしています。家計的な考え方で増幅する支出を抑え込む為に考えられた物です。家計なら収入と支出のバランスが重要になります。支出>収入では、家計は赤字になり破綻してしまう可能性があります。国の財政はどうでしょうか。政府は政策によって国債を発行して税収を補う事をします。この国債はその国の経済力や財政力を図る一つの目安になります。税収入と予算が不均衡になれば財政は悪化して最悪『デフォルト(債務不履行)』が起きます。もし、デフォルトが起きれば国債は紙屑同然となり、国の信用力は低下し世界銀行から資金を借りて再建する事になります。最近では、スリランカやガーナなどがデフォルトになって世界銀行から支援を受けています。

政府は、このような事が起きないように財政の健全化を目標に掲げそれがプライマリーバランスの黒字化になります。

なぜ、デフォルト(債務不履行)になるのか

ここで、債務とは何かです。先ほども出ていますが、政府は国家を豊かにするために様々な政策を実行します。例えば、道路や建物、警察や消防、病院など国民の生活を守る為に多額の資金を使います。ですが、財政的に厳しい国は、税収が上がらないため国債を発行をしてお金を借ります。日本は特別で国債の購入者は日本の中にいます。多くの国は、国債の購入者は、その国から見た外国です。

財務省の資料からわかることは、短期の国債の保有割合は外国が多いが長期になると割合は少なく、全体では18%になります。これは、国債の多くが銀行が保有しているためでこの18%で債務不履行になる可能性は非常に低い。

日本の財務省は

プライマリーバランスを達成しようとしています。一時期、世界の国々でこの考えが主流になっています。今では、ドイツ以外の国はやめています。そしてドイツでは、プライマリーバランスを維持する為、公共事業を削減しています。有名なアウトバーンで穴が空いていても工事をしません。予算がないからです。同じ様なことが日本でも起きています。日本の場合は公共事業に否定的な世論があり、その影響で一時期公共事業をしなかったため、建設会社の多くは事業を縮小したり、倒産が増えていきました。その影響が今大きな事になっています。人手不足も工事が長期化していることも影響が出ています。

今はすることは

プライマリーバランスを達成すると財政健全化が重要になります。そのために政府は財政的に経済を支援する事が出来なくなります。その現象が今、起きています。予算は年々拡大していますが、内容は緊縮財政です。その事でこれから起きる事を理解しましょう。それは、経済は発展しにくいと言う事です。

政府や財務省が景気を良くならない事が分かります。その為、出来ることは資産を作り経済的に自由になることです。頑張って資産を作っていきましょう。

それでは、、また明日。

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